最近立て続けにこんな質問をされました。
「今まで聞いてきた中で、
一番印象的なスピーチは
どんなものでしたか?」
その質問に対して私の答えは、
【言葉に想いがのっているスピーチ】
でした。
私は、特に結婚式においてはとんでもない数の
スピーチを聞く機会に恵まれています。
その中で今でも記憶に残る
印象的なスピーチほど、
スピーチの内容もさることながら
話し手の想いが発する言葉にしっかり
のっているんです。
特に緊張している場面であればあるほど、
心から思っていることを発していると
それってちゃんと伝わるものなんですよね。
そういう人のスピーチほど、
必ずしも「話し方が上手い」
わけじゃないのも特徴だったりします。
心からの想いを伝えようとすると、
それは話し方の上手さとかそういうことを
超越していくものなんです。
「良いこと言おう」
「スピーチ上手に見えるようにしよう」
こんな感じで話すことが
【自分】に向いているスピーチは、
私の場合印象にも残らずスーっと
通り過ぎていきます。
どんなにたどたどしくても、
素直に正直に自分の想いを言葉にのせて
伝えているスピーチは深く印象に残り、
かつ話し手の誠実な人間性までも垣間見えます。
奇しくも同じような質問をされたことで、
スピーチに対して私が何を重視しているのかが
わかった感じがしました。
でもね、きっとこの問いに対しての
答えは人それぞれきっと異なるはずです。
あなたにとって、
「今まで聞いてきて一番印象的なスピーチは
どんなものでしたか?」
この問いの答えに想いを馳せてみると、
自分にとって印象的なスピーチの根幹が
見えてくるかもしれませんよ~。
ということで今日は、
私にとっての印象的なスピーチについて
綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。