スピーチに関しての質問を色々される私が、
不定期にお届けしている
【スピーチお悩み相談室】
今日は、『話し方にメリハリをつける方法』
について、ご紹介していきますね。
スピーチをする機会が頻繁にない方は、
あらかじめ【原稿】を用意しますよね。
緊張感に包まれた空間で、
できる限りスムーズに話をするための
味方となってくれる原稿。
でも、この原稿の準備の仕方によっては、
《メリハリのない話し方=棒読み》
という状況になってしまうんです。
私がスピーチレッスンをしている際にも
これはすごく実感することなんですが、
真面目で誠実な方ほどこうなります。
その理由を伺うと、
こういう声がかえってきます。
・一字一句間違わないように話さなくちゃ!
・原稿の内容をそのまま伝えなきゃ!
もちろん、スピーチの土台でもあり、
実際に話す際の道しるべになる原稿は
使い方によっては大いに助けになるし、
味方にもなってくれます。
でも・・・
あまりにも「原稿に忠実に話さなくては」
となってしまうと、感情を言葉に乗せることが
できなくなって《棒読み》なんてことに
ちゃうんですよね。
しっかり準備しているのに、
伝わらないスピーチになってしまうなんて
あまりにもったいない!
練りに練って、
考えに考え抜いた原稿を有効に活用して、
話し方にメリハリをつける、そのために。
私がおススメしている方法があります。
それは、
【原稿を工夫する】ということなんです。
具体的には、
・できる限り書き言葉→話し言葉にする
・メリハリをつけたり、強調したい箇所には
「 」をつける
すごい些細な準備ですが、
こんな感じでちょっとした工夫をするだけで
棒読みになりがちな原稿に感情が宿ります。
何を隠そう、この方法私自身も
司会の現場で実践している方法なんです。
特に、新郎・新婦さんのプロフィール紹介を
する際には、固有名詞をはじめ間違っては
いけない事柄が満載。
ひたすらにそれを「読もう」とすると、
メリハリのない話を会場のゲストに
聞かせることになっちゃうんです。
読み間違いのないようにしつつも、
聞き手にメリハリを感じてもらえるように
話すために工夫をしていること。
それこそが、
・できる限り書き言葉→話し言葉にする
・メリハリをつけたり、強調したい箇所には
「 」をつける
という方法なんですよ~。
特に人前で話す機会が少なくて慣れていない、
そんな方ほどこの事前準備はめちゃくちゃ
おススメです!
スピーチのみならず、
あらかじめ用意された原稿を読む際の
『棒読み撃退対策』としても
使える方法なので、ぜひ機会があったら
試してみてくださいね。
ということで今日は、
『話し方にメリハリをつける方法』
についてご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。