ことあるごとに当ブログでは、
【花嫁の手紙】と題して
準備や当日手紙を読む際の
心構えの話などなどを
ご紹介しております。
(花嫁の手紙・・・
私がめちゃくちゃ大好きなんです！)
でね、今日ぜひお伝えしたいのが
【新郎さんの手紙】
についてなんです。
というのも、最近じわじわと
手紙を読む新郎さんが増えているんです。
(あっ、あくまでも塩沼調べです・・・)
ということで今日は、
【手紙・・・新郎さんも読んでみませんか？】
と題して綴っていきますね。
ちなみに・・・
【新郎の手紙】は、
2種類あります。
「親御さんにむけて」
と
「新婦さんにむけて」。
・親御さんへ
思い出話をまじえながら、
これまでの育ててもらったことへの
感謝の気持ちを言葉にして届ける
・新婦さんへ
初めて会った時の思い出や、
結婚を決めた時の気持ちなど、
「これからもよろしく」
という未来への決意を
言葉にして届ける
といった感じです。
それこそ男性は、
普段照れくさくて面と向かって
感謝の気持ちを言葉にすることが
難しいという方も多いですよね。
そんな方にこそ【新郎の手紙】は、
個人的に超絶おススメなんです！
新郎さんの中には、
結びの謝辞で親御様と新婦さんに
向けてのメッセージを
盛り込む方もいます。
それももちろん悪くはないのですが、
基本的に謝辞はゲストへ向けての
感謝の気持ちを伝える挨拶という
位置づけなんです。
だからこそ私個人の独断と偏見での
おススメは、謝辞とは別に
手紙を読むシーンを設けるのが
スマートなんじゃないかなぁ・・・
って思っています。
おススメのシーンは、
ズバリ！花嫁の手紙の後。
特に新婦さん向けの手紙を
読みたいという新郎さんは、
新婦さんにそのことを内緒に
している方が多いんですよ～。
花嫁の手紙を読んだ後なら、
新婦さんが多少泣いてしまっても
なんとかその後の進行も
進められます！
もちろん、
親御さん向けと、新婦さん向け、
どちらかだけでもいいですし、
場合によっては、短めにまとめて
親御様と新婦さんと両方に
感謝の想いを込めた手紙を
読むのもとっても素敵ですよ。
以前司会を担当した新郎さんが、
親御様に向けて書いた手紙の一節。
めちゃくちゃ心に残っているので、
今日の結びにご紹介しますね。
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お父さん・お母さんへ
いつも照れくさくて
面と向かって伝えられなかった
これまでの感謝の想いを
手紙で伝えたいと思います。
お父さん
無事に今日結婚式を挙げることが
できました
お父さんが天国へ旅立ってから10年
すごく不思議ですが
今の方がお父さんを近くに
感じる瞬間が多くあります
今日もずっと見守ってもらえている
気がしました
結婚式楽しんでもらえましたか？
お父さんのように家族想いの
夫になります
お母さん
たくさん迷惑をかけたり
心配をさせたりしてきましたが
こうして家庭を持つことができたのも
陰ながら支えてくれた
お母さんのおかげです
一人親で僕たち兄弟を育てていくことは
並大抵の努力ではなかったと
社会人となり家庭を持つこととなった今
そのすごさを痛感しています
僕を産み育ててくれて
本当にありがとう
これからは〇〇さんとともに
お父さん お母さんが築いたような
明るい家庭を築いていきます
これからも見守っていてください
୨୧------------------------୨୧
短い言葉の中にも、
想いが溢れていた手紙。
お父様の写真を持ちながら
耳を傾けていた、お母様の表情。
それが今でもハッキリと
思い出せちゃうくらい、
新郎さんが優しく語り掛ける
この手紙はその場にいた
全員の気持ちにあったかい
余韻を残してくれました。
結婚式は感謝を伝える場。
普段なかなか伝えられない
想いがある新郎さんほど、
手紙読んでみませんか？
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。
