結婚式という特別な空間で、
色々な方のスピーチを聞く機会のある私。
想いのこもった素敵なスピーチがある反面、
良かれと思って話されたことが
逆に聞いている人をドキドキさせちゃう・・・
なんてこともあったりします。
そう!スピーチに盛り込む話題一つで、
印象ってまったく違ってしまうんですよね。
ということで今日は、
【スピーチで気を付けたい話題】
と題して、
実際に私が耳にしてドキドキした
話をまじえてご紹介していきますね。
コレ、男性に多かったりします。
過去の恋愛遍歴をおもしろおかしく
盛り込んじゃう方が、たま~にいます。
恐らく気の合う仲間が集う
内輪の集まりであれば、
「面白い」と思うことでも、
色々な立場の方が一堂に会する
結婚式では残念ながらふさわしい
話題ではないものです。
できれば、今現在と未来に視点を向けて
お祝いの席での話題を選択してもらうのが
いいのでは・・・と、
ついつい感じちゃいます。
これは、60代以上の上司や職場のえらい方、
そして年配の親族の方のスピーチで
遭遇することの多い話です。
「早くお子さんが授かって幸せな家庭を・・・」
「ご主人に美味しい料理を作って
家庭を支えてください・・・」
言っていること自体はまったく失礼は
ない話題だと思うんです。
とはいえ、
この手の結婚に関する価値観の話は、
聞く人によっては
「旧態依然とした日本の家庭を
押し付けているよう物言いだ!」
と感じる方がいるのも事実です。
結婚したら・・・
・男性が外で働き女性は家を守る
・子どもを産み育てる
こういう価値観については、
それぞれの夫婦で千差万別。
これも時代ですかね。
特に子どもに関しての話題は、
不妊治療で悩んでいる場合もあれば、
そもそも子どもを産むことをふたりが
望んでいないということも考えられます。
これまで「当たり前」とされていた
家庭像や子どもに関する価値観は、
本当に大きく変わっています。
夫婦としての在り方は、
それぞれの夫婦で異なるということを
頭の片隅に置いておく・・・
そんな思いやりが必要な時代かもしれませんね。
いかがでしょうか。
結婚式のスピーチ。
誰しもがお祝いの気持ちを携えて
心をこめてしてくださるものですが、
そこに盛り込む話題次第で
印象はだいぶ変わります。
お祝いの席だからこそ、
新郎・新婦さんの人生の節目の大事な
ひとときだからこそ、
そこに添えられる話題は
未来に想いを馳せることのできる
あたたかいものであってほしいなぁと、
しみじみ感じている司会者です。
ということで今日は、
【スピーチで気を付けたい話題】
について、実際に私が聞いてきた
具体例と共にご紹介してみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。