結婚式のスピーチや
ビジネスシーンなどで使われる
ちょっと難しい言葉。
「聞いたことはあるけど、
意味ってなんだろう?」
そう感じることありませんか?
以前、新郎・新婦さんとの打合せで
さり気なくちょっと難しい言葉の
意味について質問された私。
なんとなくあやふやなことしかお答えできずに、
ちょっと残念なことがあったんですよね。
その経験があったからこそ、
自分でも説明ができるようにと
調べました。
ということで今日は、
知っておいて損はない、
【結婚式の場で耳にする言葉の意味】
について綴っていきますね。
『ご指導ご鞭撻を賜りますよう
お願い申し上げます』
新郎さんの謝辞の結びでよく使われる
『ご指導ご鞭撻』
『ご指導』は、読んで字のごとく
【教え導く】ということ。
『ご鞭撻』は、もともとは「むちで打つ」
という意味だったらしいのですが、
現代では【努力するように励ます】
のような意味合いで使われています。
ということから、
『ご指導ご鞭撻』は、
【多少厳しくても構わないので、
どんどん教え導いてください】
ということを表しています。
『ご健勝とご多幸をお祈り申し上げます』
この言葉も結婚式では謝辞のシーンで
よく耳にしますよね。
『ご健勝』は、
【身体や心が健やかであること】
を意味しています。
『ご多幸』は、
【たくさんの幸せのこと】で、
相手の幸せを願う意味合いで使われます。
ということから、
【皆様のご健康とお幸せをお祈りしています】
ということを表しています。
いかがでしょうか。
なんとなく聞いたこともあり耳なじみのある
これらの言葉。
スピーチによく使われる
「常套句(じょうとうく)」
ではあるものの、
自分自身がその言葉を発するうえで
意味を知っているとより想いが込められる
のではないでしょうか。
かしこまった場であらたまった言い回しが
とかく多い日本語。
あらためてこうして意味を紐解くと、
日本人らしい気遣いや思いやりに溢れている
ということに気づかされますよね。
今日は、
【結婚式の場で耳にする言葉の意味】
について綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。