結婚式でのスピーチは、
本当に色々な立場の方の話し方を
間近に聞くことができるので
勉強になることが本当に多いんです。
だからこそ私は、
【結婚式に特化したスピーチレッスン】
をしよう!と思い至ったところも
多分にあります。
先日、司会を担当した披露宴でのこと。
新婦さんの大学時代の恩師(教授)が、
主賓としてスピーチをされました。
その方の話し方を聞いていて、
『立場をあらわす話し方』
ってあるんだなぁ・・・と、
しみじみ感じたんです。
私がそう感じたポイントを
今日はご紹介していきますね。
それはズバリ!
『大きく低めな声で、
ゆっくりと話す』
私はこの方から、
「威厳」を感じたんです。
もちろん大学教授というお立場なので、
人前で話す機会はたくさんあるし、
年齢を重ねた方なので自然と
「威厳」は出るものかもしれません。
そういうことを差し引いても、
「威厳」を感じたのは
『大きく低めな声で、ゆっくりと話す』
だったからにほかなりません。
まさに『地位が声を作る』
といった言葉がぴったりの方でした。
プラスアルファで
「威厳」を感じることに
繋がっていたのは、
『間(ま)』の取り方が絶妙だったこと。
特に話し始める前には、
たっぷり間を取って
聞き手に対しての
準備が整った頃合いを見て
話し出していたんです。
新婦さんが打ち合わせの時に
この教授について、
こんな話をしてくれたんです。
「私がこれまで出会った大学教授は、
独りよがりの話し方をする人が
多いんですが、この先生だけは
すごく話がわかりやすくて、
ゼミもすごい楽しかったんです。
わかりにくい話も難しい言葉を使わず
に話してくれたんですよ。
人間的にも尊敬できる方で、
大学生の頃から密かに
自分の結婚式では教授にスピーチ
してもらおう!って決めてたんです」
こんな話を打合せの時に伺っていたので、
私自身も密かにこの方のスピーチを
楽しみにしていたんです。
前情報が仮になかったとしても
スピーチを聞く立場からすると、
もっと話を聞きたくなるような
素敵なスピーチでしたよ~。
いいスピーチを聞くと、
色んな意味で刺激になります!
ということで今日は、
立場をあらわす話し方
『大きく低めな声で、ゆっくりと話す』
についてご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。