結婚式当日。
新郎・新婦さんが希望した
装花・装飾に彩られた
会場の準備が整って、
これからゲストを迎える
その前の一瞬。
私が大切にしている時間があるんです。
それは・・・
【メインテーブルから新郎・新婦さん
目線で会場の景色を見ること】
なんです。
どんなに披露宴開宴前が
慌ただしくなっても、
絶対にこれだけは欠かすことのない
私のウェディング司会者としての
ルーティン。
私が見ている景色は、
まだゲストが会場に入っていない
シーンとした静かな会場です。
そんな空間に、
これから新郎・新婦さんにとって
大切な方達が一堂に会して
幸せに満ちた空間が広がるんだと
想像すると、本当に気が引き締まるんです。
私にとっては、
仕事であり日常の空間であっても、
新郎・新婦さんやそこに集う
ゲストにとっては、
非日常の唯一無二の時間です。
どんなに司会者として結婚式の場に
数多く立ち会っていても、
仕事をさせてもらっている原点は
絶対に忘れちゃいけないと
自分を戒めるための時間。
それこそが、
【メインテーブルから新郎・新婦さん
目線で会場の景色を見ること】
なんです。
ご縁があって関わらせていただく以上、
常にそういう気持ちを忘れないで
いるために私が大切にしている
かけがえのない時間。
静寂に包まれた空間だからこそ、
とても集中できるひとときになります。
今日はひとりごと感満載の、
私がウェディング司会者として
大切にしているちょっとした
披露宴本番前のルーティンの
話を綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。