先週末司会を担当した新郎さん。
別の新郎さんではありますが、
奇しくも続けて2日間
当日まで新婦さんに内緒にされた
サプライズを準備されていた方でした。
今日はその話を綴っていきますね。
1人の新郎さんは、
プリザーブドフラワーと共に、
新婦さん宛てに祝電を
贈られました。
当日届いた祝電の中に、
新郎さんからの祝電がさり気なく
混ざっていました。
新婦さんのいないタイミングで
新郎さんにこっそりと確認をして、
いくつか新郎・新婦さん宛てに
届いた祝電の一番ラストに
ご紹介したんです。
祝電には、
結婚式準備に十分協力できなかったお詫び、
新婦さんへの労いの感謝の気持ち、
そしてこれからふたりで幸せな家族になろう、
こんな感じの内容が盛り込まれていました。
私も祝電のラストにしれッと、
新郎さんからの祝電を読んでいたので
新婦さんは最初はま~~~ったく
気付いていなかったんです。
でも、祝電の終盤からご自身に向けた
新郎さんからのメッセージなんだと
気付いた瞬間から、
新婦さんの目には大粒の涙が・・・。
祝電を読みながら新婦さんの様子を
チラチラ見ていた私も、
うっかりもらい泣きしそうに
なっちゃいました。
そしてもう一人の新郎さん。
挙式前のチャペルで、
新婦さんおひとりの写真撮影を
している隙にこっそりと
チャペルからいなくなりました。
この時チャペルには、
スタッフ数人しかいない状態でした。
しばらくして戻ってきた
新郎さんの手元には
40本のバラの花束が!!!
(ちなみに・・・
新郎さん。40本のバラは
「真実の愛」という意味があることを
しっかり調べてお花屋さんに
依頼をしていたそうです)
「結婚式準備本当にありがとう。
これからもよろしくね」
そんな優しい言葉と共に、
バラの花束を新婦さんへ
手渡されていました。
新婦さんは驚きながらも、
嬉し泣き。
その場に居合わせた私や
他のスタッフは、
新郎さんがそんなサプライズを
準備しているとは知らなかったので、
新婦さんにつられてもらい泣き。
たまたま偶然かもしれませんが、
2日続けて新郎さんからの
密かなサプライズをお手伝いしたり、
目撃したりと、
なんとも幸せな時間でした~。
この2人の新郎さんがされた
新婦さんへのサプライズは、
準備したものこそ違えど
共通していたのは、
結婚式の準備を労う気持ちを
形にされていたこと。
そして、
それを大々的にするのではなく、
できる限りさり気なく伝えたいと
考えて行動されたこと。
『相手を思いやる気持ち』
がないと、
なかなかこういうことって
できなかったりしますよね。
普段は照れくさくて、
上手く伝えられない感謝の気持ち。
それを上手く伝えられない新郎さんは、
結婚式という人生の特別な節目
だからこそ、
こういうそれぞれの形で
思いを伝えるのって、
ありだわぁ・・・と、
しみじみ思っちゃいました。
こういう非日常の大切なワンシーンに
立ち会わせてもらえる、
なんとも素敵な仕事をさせてもらってます!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。