私が司会者として愛してやまないのが、
【花嫁の手紙】です。
※気付けば花嫁の手紙について
コツコツ書き留めた記事もふえました
先日司会を担当した披露宴で、
新婦さんの用意された花嫁の手紙が
さり気ない配慮に溢れていて、
「その心遣いが素敵だわぁ・・・」
と感じたことがあったんです。
今日はその話を綴っていきますね。
花嫁の手紙は、新婦さん自身の両親宛に
これまで育ててもらったことへの感謝の
気持ちを綴る手紙、
とされているものです。
この手紙は、
新婦さんの両親だけではなく、兄弟、
列席してくれたゲスト、
さらには新郎さんの両親へも
気持ちを綴る新婦さんが多いのです。
でね、先日司会を担当した新婦さんは、
手紙とあわせて
何も入っていない封筒を一つ
用意されていたんです。
これ、何に使うかと言いますと・・・
新郎さんの両親へ向けて綴った手紙を、
読んだ後にもう一つ用意した封筒に入れて
記念品贈呈の際に新郎さんの両親へも
手紙を渡されていたんです!!!
何かとやることの多い結婚式準備。
特に花嫁の手紙をしたためる
結婚式1週間前あたりだと、
他の準備も佳境に入って
結構バタバタするんですよね。
手紙の内容を考えて、
便箋に綺麗に清書する・・・
ここまでできれば御の字の所を、
さらに読んだ後に渡す時のことまで
考えて準備をしていた新婦さん。
思わず披露宴後に、
もう一つ封筒を準備されていた
きめ細かな配慮が素敵だと感じたことを
ご本人にお伝えしたら、
こんなことを話してくれました。
『手紙を準備していて、
冒頭にゲストへのお礼、
ラストに彼の両親への気持ちを
書いたんです。
これを全部まとめて私の両親へ渡すのは、
何だか違う気がしたんです。
私の書いた手紙を当日会場の方に預けて
読む直前に手渡してくれるって、
プランナーさんから聞きました。
それだったら、
「読んだ後に封筒をわけてもらうのも
サポートしてもらっちゃおう!」
そう思って、
封筒を用意しただけなんですよ』
ちゃんと当日の状況を想定したうえで、
こういうさり気ない準備ができるのって
本当に素敵です。
ここでちょっとマニアックですが、
花嫁の手紙の取り扱いの流れを
ご紹介しますね。
花嫁の手紙は、
結婚式当日スタッフが預かります。
その後『貴重品』として
責任を持って預かったうえで、
読む直前に新婦さんの手元に
用意します。
そして読んだ手紙は、
一旦スタッフがお預かりをします。
その後、新郎・新婦さんは
両親の元へ進み、
花束や記念品を渡します。
その後、
あらためて新婦さんの手元に
スタッフが手紙を用意して、
それを手渡してもらう・・・
そんな流れになります。
マニアックな話ですが、
イメージできましたか???
なので、
手紙を手渡す前に、
ゲスト向けのお礼部分の便箋は外して、
新婦さんの両親向け、
新郎さんの両親向けと
それぞれの封筒に便箋を入れ替えて
渡すことが可能なんですよ~。
両家のご両親が自宅について
ホッと一息ついた時に、
ご自身に向けて綴られた手紙を
じっくり読み返す時間・・・
そんなことにまで勝手に
想いを馳せちゃう私。
こういうさり気ない新婦さんの気遣いに、
勝手にキュンキュンしちゃいます。
ということでこれから結婚式を
控えているプレ花嫁さん。
新郎さんの両親へも
気持ちを綴る手紙をしたためたなら、
渡す用の封筒の準備も
ぜひしてみてくださいね。
まだまだ花嫁の手紙に関しては、
ご紹介したいことが盛りだくさん。
だんだんマニアックな話に
なり始めているのが気になります(笑)
また、どんどんご紹介していきますね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。