当ブログでもたびたび、
大好きな花嫁の手紙について
あれこれ綴っている私。
新婦さんから親御様へ、
結婚式での代表的な感謝の気持ちを
伝える方法である花嫁の手紙。
とはいえ、
「大勢のゲストの前で、
プライベートな内容の手紙を読むのは
ちょっと抵抗がある・・・」
と思う新婦さんもいらっしゃいます。
先日司会を担当した新婦さんも、
ゲストの前で読む花嫁の手紙に
抵抗を感じていた方でした。
そして、親御様もシャイな方で、
「絶対に披露宴で手紙を読むのは
やめてほしい」
と言われていたそう。
そこで、この新婦さんの考えた
感謝の伝え方が、
と~~~っても素敵だったんです。
ということで今日は、
【シャイな親御様への感謝の伝え方】
と題して、綴っていきますね。
この新郎・新婦さんは
挙式前に時間を取ってもらえるよう、
プランナーさんにスケジュールを
組んでもらいました。
挙式前のチャペルに
両家の親御様を呼んで、
支度の済んだ新郎・新婦さんの
晴れ姿を披露するファーストミートを
おこないました。
その流れで、新郎・新婦さんが
それぞれ短めにまとめた手紙を読んで
素直な感謝の気持ちを伝えた後、
新婦さんの持つブーケとお揃いの
バラでアレンジしたブートニアを
両家の親御様に手渡されました。
チャペルでそっとその様子を
見守らせてもらった私。
親子水入らずの時間が流れていて、
新郎・新婦さんが読む手紙に
耳を傾けながら、
そっと涙を流している新婦さんの
お母様の姿が、
めちゃくちゃ印象的だったんです。
挙式、披露宴が始まる前に、
「これまで本当にありがとう」
「今日は楽しんでね」
といった気持ちを伝えられたことで、
親子の絆も感じられて、
親御様にとってもより一層
幸せに満ちた結婚式になったようです。
披露宴お開き後に
新婦さんのお母様は、
こんなことを話してくれました。
「大勢の人の前に立つことが
慣れていなくて、
娘には『手紙は絶対に読まないで』
なんて言ってしまったんです。
でも思いがけない形で、
親子水入らずの時間を作ってもらえて
そこで娘の想いが聞けて、
嬉しかったです」
こんな風に話してくれたんです。
結婚式という人生の節目で、
一番感謝を伝えたい人に
過度な緊張を与えずに
普段なかなか伝えられない
想いを伝える・・・
挙式前のファーストミートで
そういう時間を取るのは、
密かにおススメです!
これから結婚式という新婦さん。
親御様への感謝の伝え方は、
ゲストの前で手紙を読むだけじゃなく
いかようにでもその時間は作れます。
今日紹介したやり方はほんの一例。
どうぞプランナーさんや司会者に、
自分らしい感謝の伝え方について
相談してみてくださいね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。