当ブログでは、
結婚式のあれこれを
ご紹介しています。
でね、ぜひご紹介したい!
と思った話があるんですよ~。
ということで今日は、
【ちょっと素敵なおもてなし・
立礼のはなし】
と題して綴っていきますね。
突然ですが、
【立礼(りつれい)】って
ご存知ですか~?
立礼は、披露宴開宴前に
新郎・新婦さん、両家の親御様が
金屏風の前に立って、
ゲスト一人一人をお出迎えして
感謝の気持ちを伝える、
というもの。
ちなみに・・・
お開き後のお見送りは、
【答礼(とうれい)】といいます。
ただ最近は、立礼を取り入れる
新郎・新婦さんはほとんど
いないんです。
私もウェディング司会者に
なりたての頃は、
打合せの際に新郎・新婦さんに
立礼の説明をした上で
取り入れるかどうかを聞いたり
していたこともありました・・・。
(最近は立礼の「り」の字も出してません)
取り入れなくなった理由としては、
・進行、時間の関係上取り入れるのが
難しい
・披露宴入場時のサプライズ感が
薄れる
ということから、ほぼ見かけることが
なくなった立礼。
私ね。以前司会を担当した
新郎・新婦さんの立礼が
と~っても素敵で、
いまだに忘れられないんです!!!
その新郎・新婦さんは、
親族だけで神前式を
執り行いました。
挙式は、白無垢姿だった
新婦さん。
披露宴前には色打掛に
お召し替えをすることに
なっていたんです。
「白無垢姿をお披露目しながら、
披露宴前に来てもらったゲストに
感謝の気持ちを伝えたい」
そんな強い希望がありました。
そこで、同じようなスタイルで
結婚式をされた新婦さんの
親御様からの提案で、
白無垢姿でゲストをお迎えする
立礼を取り入れました。
金屛風の前で親御様と、
紋付・白無垢姿の
新郎・新婦さんが
ゲストをお迎えする光景。
ゲストの皆さんにとっても
新郎・新婦さんからの
お出迎えはすごく新鮮だったようで、
一緒に写真を撮ったり、
新郎・新婦さんと言葉を
交わされたりと、
めちゃくちゃ和やかな
あったか~い雰囲気だったんです。
中々すべての結婚式で、
披露宴前に新郎・新婦さんが
お出迎えをする立礼は
難しいかもしれませんが、
少人数結婚式であれば
意外と取り入れやすいかも
しれませんね。
日本ならでは結婚式のような感じで、
個人的に密かにおススメですよー。
ということで今日は、
最近すっかり珍しくなった
立礼についてご紹介してみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。