コロナでこれまでの日常に変化が起こってから、
1年経ちますね~。
これまで当たり前だったことが、
ちっとも当たり前にできなくなったり。
いやぁ・・・本当に
目まぐるしい変化の1年でしたね。
ということで今日は、
【結婚式の未来を一人で考えてみました】
と題して、最近関わる新郎・新婦さんを
垣間見ながら私が感じたことを
綴っていきますね。
ちょうど、昨年の今頃から
コロナの感染者もどんどん増えてきて、
結婚式をするのか否かの判断を迫られる
新郎・新婦さんも増えてきた頃です。
ちなみに・・・
日本ブライダル文化振興協会の推計によると、
2020年度に結婚式を延期もしくは中止した
カップルは、
約28万組!!!
私もブライダル業界で仕事をする一人ですが、
あらためてこうして数字として出されると、
いかに結婚式が影響を受けたのかを
さらに実感しちゃいます。
いまだに完全に終息の兆しの見通せない
コロナではありますが、
最近、4月5月に結婚式をする予定の
新郎・新婦さんと色々話をしていて
肌感覚で思うことがあるんです。
それが、
『コロナを正しく恐れながらも、
自分たちの人生の節目である
結婚式は対策を万全にして
開催する!』
という揺るがない想いをしっかり持っている
新郎・新婦さんが本当に増えたということ。
結婚式に限らず、
人が集うものは何でもかんでも
中止・中止になっていた世の中。
ウィルスとどう向き合って、
どうしたら安全に日常・非日常の時間を
大切にできるかを対策していく方が現実的だ!
と考えるようになってきて、
私たちは確実に成長していますよね。
どんな対策がどこまで有効なのかが
いまいち実証しにくかった1年前とは、
だいぶ状況が変化してきました。
それは結婚式の現場も同様です。
各会場も感染症対策をしっかり講じて
新郎・新婦さんのみならず、
集うゲストにも安心して過ごしてもらえるよう、
万全の対策を取りながら結婚式を執り行っています。
私自身も、打合せの際に新郎・新婦さんに、
感染症対策の案内はどの程度まで、
どんな風にしたらよいのかを
きちんと希望を伺うようにしています。
中には都度都度、食事以外の歓談の時間は
マスクを必ず着用してくださいと、
繰り返しアナウンスしてほしいと望む方も
いるものの、ほとんどの新郎・新婦さんは
こんなスタンスなんです。
・高齢の方、持病がある方をはじめ、
結婚式に出席するのを少しでもためらう方は、
招待すること自体をやめている
・安心して過ごしてもらえるよう、
会場の収容人数の半分以下のゲストしか
招待していない
・会場選びの際も、万全の対策をしていると
しっかりわかるところを選択した
・会場でしている対策をゲストにも伝え、
ゲスト自身にもコロナ対策をしてもらうよう
自分たちからちゃんとお願いをしている
・結婚式当日、少しでも体調に不安があったら
遠慮なく欠席してほしいことを伝えている
・大声を発する余興は控えてもらう
などなど・・・。
一時期リモートで参加するゲストが半分以上、
みたいな結婚式もありましたが、
やっぱり私は、人が集って新郎・新婦さんの
未来への門出を祝うスタイルの結婚式は
絶対になくならいと思うんですよね~。
※あっ、あくまでも私個人の見解です。
招待する人数が少なくなっても、
これまでとすべて同じような結婚式が
できなくても、
結婚式をすることの価値や見出す意味は
変化を遂げていくんでしょうね。
結婚式から垣間見れる時代の変化を、
これからも興味を持って見ていきたいと
思っております~。
ということで今日は、
私の個人視点で結婚式の未来を
考えてみました。
結婚式のことを考える新郎・新婦さんが、
ご自身にとって最良の選択ができることを
心から祈るばかりです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。