披露宴がお開きとなり、
新郎・新婦さん、両家の親御様が
揃って並びゲストを見送る「送賓」。
これまでは、送賓の際に
新郎・新婦さんからプチギフトを
手渡しながらお見送り・・・
という光景が一般的でした。
ですが・・・
最近のコロナ禍での結婚式では、
「なるべく手渡しは避けよう」
という風潮もあるんです。
そこでプチギフトは、
あらかじめゲストの席に用意しておいたり、
送賓時にカゴに用意したプチギフトを
ゲスト自身に取ってもらったり。
送賓の光景も少しずつ変化しています。
何か手渡す、手渡さないに関わらず、
結婚式における「送賓」は、
来てもらったゲストにとって、
「結びよければすべてよし」
と思ってもらえる結構大事な
時間でもあるんですよね~。
そんな結婚式を締めくくる「送賓」。
先日司会を担当した
新郎・新婦さんの送賓が、
とてもスマートでかつスムーズ
だったんですよ~!
ということで、またもや前置きが
長くなりましたが(笑)、今日は
【「いい結婚式だったね!」と
言われる送賓を考えてみました 】
と題して綴っていきますね。
この新郎・新婦さんがしていた送賓。
それは・・・
ゲストが自分たちの前に来たら、
最初に『〇〇さん』と
ゲストの名前を
呼びかけていたんです。
そう!この名前の呼びかけこそが、
新郎・新婦さんからのあいさつが
ただの流れ作業のようなあいさつではなく、
ゲスト固有のものになるんです!
この他にもう一つ、
送賓がスマートになっていた
ポイントがあったんです。
それは・・・
話の長いゲストに対して、
「のちほどゆっくりね」とか
「またLINEで連絡するね」
といったように、
【まだこの先もある】
と感じさせる促し方で
話を切り上げていたんです。
実は結婚式における「送賓」は、
新郎・新婦さんの目の前に
ゲストが来てくれることもあり、
ついつい話し込んでしまう・・・
ということがよくあるんです。
もちろん一人一人のゲストと
じっくり話ができればいいのですが、
多数のゲストが新郎・新婦さんと
あいさつをし見送りを受けるとなると
相当の時間がかかっちゃいます。
こうなると、どんなにいい結婚式
だったとしても「待たされた感」が
強くなってしまって、
ゲストにとって印象がいいものでは
なくなる可能性もあるんですよね。
それはとっても残念なこと。
ゲストにとって
「いい結婚式だったね」と言われる送賓。
●ゲストの名前を呼びかける
●【まだこの先もある】
と感じさせる促し方で
話を切り上げる
こんなことをほんの少し意識すると、
スマートかつスムーズで
ゲストにいい印象を持ってもらえる
送賓になりますよ!
司会者目線から見た印象的な光景から、
いい送賓について勝手に考えてみました(笑)
これから結婚式という方に
ほんの少しでも拾える点があれば
嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。