このブログをスタート時に
として、私の人生を時系列で記しました。
そこでも綴っているのですが、
私は、何をどう間違ったのか?
それとも必然だったのか?
ウェディング司会者になる前に
葬儀司会者の仕事を経験しています。
今日は、
【自分の武器に気付いた話】
と題して、葬儀司会者をしたからこそ
自分の強みに気付けた話を
綴っていきますね。
私・・・
元々10年ほどバスガイドをしていたんですよ。
バスガイドを辞めた後、
「何をしよう・・・?」と考えた時、
「人前で話す仕事を極めたい」
って思ったんです。
そこでなぜか私が導かれたのが、
葬儀司会者でした(笑)
先輩の葬儀司会者さんについて、
必死に仕事を覚える日々。
葬儀司会者に求められる役目は・・・
・滞りなく葬儀を進行すること
・亡くなられた方とそのご家族の
エピソードを聞いて、
それを元にナレーション作成し、
読み上げる
これが主に求められることでした。
でも、ワタクシ・・・
残念ながら決定的に葬儀司会者として
致命的なことがあったんです。
それが、
声が明るくてよく通る
ということ。
よく先輩からも、
「塩沼さん・・・
あなたから陽の気が出ちゃってるから、
くれぐれも厳かに進行してもらえない?」
なんて言われていたんです。
葬儀司会者としては、
声が明るくてよく通る
は、全然強みにならず・・・。
そんな私が唯一自分の強みを
発揮できる場面がありました。
それは・・・出棺の時のアナウンス。
私がお世話になっていた葬儀場では、
棺を入れた霊柩車が出発する際、
司会者の『ご出棺です!』
のアナウンスの後、
運転手さんがクラクションを鳴らす、
そんな流れになっていたんです。
※結婚式というおめでたいことを中心に
綴っている当ブログ。
ちょっとドキドキしながら、
霊柩車の写真を載せてみました・・・
しめやかに、厳かに言葉を発することが
義務付けられている葬儀の中で、
私のよく通る声が発揮できた瞬間でした。
そこで、よくご一緒することの多かった
運転手さんから、こんなことを
言ってもらったんです。
『あなた、そのよく通る声を生かせる
ところに行った方がいいよ~。
結婚式の司会とか絶対に向いてる!
「ご出棺です!」より
「おめでとうございます!」
の方がその声を生かせるよ』
その後紆余曲折ありましたが、
今現在、あの時の霊柩車の運転手さんが
勧めてくれたウェディング司会者
として仕事ができています。
葬儀司会者としては、
声が通ることは武器にならず
悩んでいましたが、
ウェディング司会者としては、
それが最高の武器になっている
という奇跡。
もちろん遠回り・回り道をせずに
生きられる人生がいいんでしょうが、
私にとっては、葬儀司会の仕事を
したことで、自分の最大の強みに
気付けたのかもしれませんね。
ということで今日は、
私の遠回りした経験から見出した
【自分の武器に気付いた話】
でした。
あなたの強みは何ですか?
何か拾る点があれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。