結婚式において、新郎・新婦さんの
人柄やなれそめを伝えたり、
ゲストへ感謝の思いを伝える
ツールとして、用意するもの、
それが映像です。
今日は、司会者目線でお伝えする、
映像にまつわる話を綴っていきますね。
最近は、映像編集ソフトや、
スマートフォンの機能向上もあり、
映像を作るハードルも
だいぶ下がってきましたよね。
司会としてお手伝いする中でも、
本当に色々な趣向を凝らした
映像を拝見する機会も多く、
この手のスキルがほぼない私は
毎回感心してしまいます。
そんな素敵な映像を
ゲストに楽しんで観てもらうために、
司会者目線、さらにはゲスト目線にも
通ずることでお伝えしたいメッセージ。
それは・・・
《映像はほどほどがちょうどいい》。
実際に私が司会を担当した結婚式で、
こういったことがありました。
新郎・新婦さんが、
・オープニング映像
・プロフィール映像
・エンドロール
(当日の様子を編集した撮って出し)
を用意されました。
そこに、新郎さんの友人が
余興として映像を用意。
さらに・・・
当日来れなかった
新婦さんの友人、同僚からの
サプライズ映像2本。
2時間30分の披露宴で、
6本の映像を上映することに
なったのです。
短いものは5分、長いもので8分。
トータルで30分前後が映像上映
の時間になりました。
披露宴もだいぶ盛り上がってきた
後半に上映したサプライズ映像は、
ざわざわとした話し声が
とどろく中での上映となって
しまいました。
新郎・新婦さんが用意されたもの、
友人や同僚が用意されたもの、
それぞれの映像に、
それぞれの想いが込められている
ことも十分に伝わってきます。
その想いが司会者の私は
よーくわかっているだけに、
残念に思えてしまったのです。
このケースは、
サプライズ映像が2本
入ったこともあって、
主役の新郎・新婦さんにも
相談ができず・・・
結婚式をお手伝いする身として
中々心苦しいところもありました。
この経験から、
《映像はほどほどがちょうどいい》
の想いが芽生えたわけなんです。
あくまでも、色々な結婚式を
司会としてお手伝いしている、
私の超個人的に感じたお話でした。
これから結婚式というあなたが、
映像を準備されるうえで
ほんの少しでもご参考になれば
幸いです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。