今はSNS全盛の時代。
誰もが簡単に撮影した写真を、
SNSにアップして共有できますよね。
それは結婚式で撮影したものも
例外ではありません。
特に最近は、
・オープニング映像
・プロフィール映像
・エンドロール
といった、披露宴内で映像が上映された際は、
スマホで動画撮影しているゲストが
本当に多いんです。
おめでたいことなので、
ゲストにはたくさん写真や動画を撮ってもらい、
「遠慮なくSNSにもどんどんアップして!」
という方もいます。
その反面・・・
不用意に自分の知らないところで
写真や動画が出回ってしまうことを望まない方も、
かなりの比率でいらっしゃいます。
以前、ある新婦さんから、
打合せの際に
こんな話をされました。
「ゲストに写真を撮ってもらって
全然いいんです。
でも・・・SNSに載せられちゃうのは
何だか気が進まないんです」
そんなご相談を打合せで伺った際は、
「遠慮なく司会者を活用してOKですよ!」
とお伝えしています。
私は披露宴開宴前、新郎・新婦さんの
気持ちを代弁して
こんな感じでアナウンスしています。
「今日の結婚式を特別な時間にしたい」
とか
「とても恥ずかしがり屋なので」
などの表現を上手く盛り込みつつ、
「撮影したお写真は、皆様個人の
思い出にしていただき、
SNSへの掲載はご遠慮ください」
とお伝えしています。
新郎・新婦さんから依頼されて
司会者がアナウンスをしている
ということになりますが、
こんな言い方ならあまり角も立たず
皆さん受け入れてくださっているようです。
オープニングムービーを
上映する予定がある方は、
お願い事項として映像内に
撮影した写真や動画のSNS掲載を
ご遠慮いただくことを盛り込むのも
ありかもしれません。
そして、ゲストとして結婚式に参列した場合は、
事前に新郎新婦さんに写真や動画を
SNSへ掲載してもよいかを
確認できるといいですよね~。
いずれにせよ、
誰もが簡単に発信者になれる時代だからこそ、
ちょっとした思いやりや気遣いが
必要になるのかもしれませんね。
便利になればなるほど、
人の数だけ価値観が違っていて、
人の数だけ正解がある・・・
そんなことを感じちゃう私です。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。