こんにちは。
受験という言葉に、
いいイメージがない私です(笑)。
初めての受験は高校受験。
高校受験は、
初日の、一限目の試験の一問目に、
知らない小説がどんと出てきた💦。
もう、頭はフリーズ。
持って帰った問題用紙を握りしめて、
全然眠れなくて泣いていた。
そのころからの完璧主義。
父親が見るに見かねて、
問題用紙をにらみつけて、ひとこと。
「夏目漱石だ。」
私は、文体のイメージと、
勘で、「夏目漱石」に〇をつけていました。
それにほっとして、
ようやく眠ることができました。
2日目の理数系の教科は、
もう、さんざん。
寝る前に号泣。
ここを落ちたら行くところがない
初めての合格発表
合否発表の日。
私の受けた高校の受験生は、クラスで15人くらいか。
教職員室の廊下に受験生がずらりと並ぶ。
ひとり、ひとり、名前を呼ばれて、
吸い込まれるように部屋に入っていく。
出てくる子は、
ほっとしていたり、泣いていたり。
私の前の前の子は泣いていた。
前の子も泣いていた。
心はぐらぐら、
きっと私も泣くんだろう。
先生の前に、直立不動になる。
泣く準備はできていた。
「ほい、おめでと。」
片手にたばこを持って先生が合格証をくださった。
はあ~~~。
合格できた。
でも、ここで大声で喜んではいけないのだ。
まわりには泣いてしまう子もいるかもしれない。
初めての合格。うれしかった。
でも、落ちてしまった子の涙を思い出すと、
複雑な気持ちになった。
家に帰って、ようやく、感情を爆発させた。
うれしかった
よく聞いてみたら、
近所の幼馴染も不合格だったらしい。
それ以来、入試にいい思い出はない。
いくら自分が合格していても。
大学では、いやというほど、
私も不合格を経験することになるのだから。
(最後の最後で滑り止めに受かりましたが)
でも、充実したキャンパスライフでしたよ。
受験生のみなさまが、
天気に恵まれて、
道に迷わずに、
受験会場につきますように。
そして、
実力を余すことなく発揮できますように。
今日も読んでいただき、
ありがとうございました。
明日がいい日になりますように。