やらなきゃいけないことを先延ばしにする。
誰でもそういうのはあるでしょう。
ついつい、
あとでいいやー
後回し後回し、で、
結局ギリギリになって焦る!!みたいな。
先延ばしすることで
大事な人生や
大事なキャリア、
大事な人までもリスクにさらすことになる。
アメリカの研究では、先延ばしする人は
年間で106万円、つまり月に8万3千円を失う、
と発表されています。
機会損失やビジネスキャリアへの弊害、、
思った以上に影響が大きく
そしてクセになっていると、
常に先延ばしすることが当たり前になってしまう。
10年続けばもう損害が大きすぎて
取り返すのは困難です。
なぜ、先延ばしをしてしまうのか?
人間の欲求には生命の維持、つまり
命を脅かすことなく安全に生きたいという、
生存欲求があります。
これに対して、変化や刺激は、
命を脅かすものとして避けるべきものです。
何か行動することは変化や刺激に該当するので、
そもそもやりたくないんです。
でも原始人じゃあるまいし
そういうわけにはいきませんよね。
優先順位をつけたりして、
こなしていく必要がある!わけです。
人間の脳は本来、シングルタスクだと言われています。
つまり、マルチタスクはしんどい

同時にいくつもの事に向き合うのはしんどいので、
でも、やってないことが気がかりで
目の前の事に集中できない、ということが
頻繁に起こっているそうです。
集中してるつもりでも。
ならどうすればいいのか?
まずは、やらないことを決める。
やらなくていいことと、
やるべきことの区別をしないと、
やらなくてもいいことに引っ張られてしまいます。
それから、
やる=全部やる
というのではなく、分割して考える。
掃除!
と思うと気合いがいりますが、



トイレ掃除
窓拭き
玄関掃除
と分割。
家事とかだと、
私はよく陥ってたのですが、
今のうちに洗い物を全部やっておきたい!
ゴミをまとめて出し切るところまでやる!
みたいなことを考えていると、
なんか横槍が入った時(「ママぁ〜 」←グズグズ)
イライラするんですよね

いま!わたしは!これ!やりたいの!!

で、グズグズを放置するわけにはいかず
手を取られて結局やりたかったことができず、
イライラの螺旋階段を上ってしまう。
ああ、もう時間がない 泣 



となる。
別に洗い物が完了してなくても
致命的な弊害ってないので、
それこそ後回しにしてもいいことだと気づかないと、
なんかもう常に追われる感と闘うことになる。
その思考回路では、やっていけないわけです。
仕事も同じ。
やんなくてもいい事に気を取られて
時間を取られて
さらには気にしなくてもいいことに
苛まれてしまう。
なんと勿体ないことでしょう。
シンプルに考えて、適宜対応していきましょう。