私は以前、アメリカのミドルスクール(中学)で
日本の文化と日本語を教える先生をしていたことがありました。
実際に向こうで授業をしていて
いちばん感じたことは
自分の意見をきちんと発言できる子が多い
ということでした。
日本の学校では、机に座って、
先生にあてられまいと下を向き、
目を合わさない 笑
するとしたら授業と関係ないコイバナとか、テレビのこととか。
ところがですよ、
アメリカの子たちって・・・
「これわかる人~?」
「これ知ってる人~?」
と挙手を求めたならば、
ハイ!ハイ!ハイ!!
困ってしまうくらい手が挙がる(笑)
中にはおとなしい子もいるけれど、
きちんと意見を言えるのです。
広いアメリカ、どこの地域もどこの学校も
そういうわけではないかもしれませんが
それでも、あー、なんか全然違うな
と思ったのです。
アメリカ人が自己主張が強く思えたりするって
一般的な考えとしてあるかと思います。
こういうことか、と
その当時は思いました。
言語という視点でいうと、
曖昧な表現が可能で便利な日本語とくらべて
英語は言語構造上、具体的に表現する必要があるので、
話し方がそう聞こえるという点もあるでしょう。
実際、英語が話せるようになって性格が明るくなったり
物怖じしなくなったりする、などは、よくある話です。
どちらの言語が上、どちらの人種が上、
という優劣はありません。
でも、いいところはマネしたいですね。
そして日本人、自信を持って世界と渡り歩きたいです。 ね。