お兄ちゃんだからこの子をお願いね!…の落とし穴

 

 

15才までの発達が心配な子の

可能性を100倍広げる勇気づけ講師

山本 真弓です。

 

 

 

障がいのある子のお兄ちゃんお姉ちゃんは

 

何かと頼りにされて

 

お母さんも教師もつい

 

上の子に下の子を見てほしい、という想いを

 

強く抱きがちですよね(^^;)

 

 

 

 

我が家も兄姉とダウン症児の妹の年の差が

 

けっこう離れているので

 

「三女を見ててね!」

 

と、つい手放しでお願いしてしまうこともあります。

 

 

 

 

家の中ならまだしも

 

場合によっては障がいのある子と

 

きょうだいが同じ小学校に通う場合なんかは

 

 

 

 

ついつい

「お兄ちゃんなんだから、

学校でも妹の様子を見てきてね」

 

とか

 

「妹の登下校のこと、お願いね」

 

と、学校の中でもお兄ちゃんを頼りたくなることも

多いかもしれません。

 

 

 

 

先日の福祉セミナーで専門家の先生が

 

おっしゃっていたことなのですが

 

 

 

こんな風に、お兄ちゃんお姉ちゃんに

学校の中で【役割】を持たせてしまうと

 

きょうだいにとっては

大人が思うよりもずっと負担になってしまう

 

ということなんですね。

 

お兄ちゃんはお兄ちゃんで

学校の中の世界で一生懸命

地位を保っている。

 

 

 

クラスでもいろんなことがあって

友達関係や授業など

自分のことでせいいっぱいのところへ

 

 

さらに「妹のこと」がのしかかってくると…

 

 

まだ小さな小学生にとっては

「ぼくはぼくでなんとかやってるのに…」

 

と、とっても負担がかかってしまうんです。

 

 

 

 

これを聴いて、本当にその通りだな~と。

 

 

 

 

 

たとえば

 

「一日のうちのどこかで妹の

クラスを見に行ってね!」

 

とお願いされたお兄ちゃんは

 

 

短い休み時間を割いて

低学年のクラスにいかなくちゃならない。

 

 

10分ってけっこう短くないですか??(^^;)

 

 

 

登校から下校までの時間で

自分のこと以外のことに

めっちゃ神経を使うことになるので

 

 

自分がもし小学生の時に

そんな役割がプラスされていたら

 

ちょっと無理だわー!!

 

と想像できますよね(^^;)

 

 

 

きょうだいにはきょうだいの世界があって

それはいくら家族といえども

侵しちゃいけない領域なんですね。

 

 

 

登下校も、障がいのある妹だけ

お母さんが送迎してくれるけど

ぼくはダメ、

 

ってなるのも

 

「なんであいつだけ」と

お兄ちゃんに不公平感を与えるし

 

 

妹に合わせるとお兄ちゃんが

お友達と一緒に行けなかったりすることも

あるかもしれません。

 

 

 

そんなときにも

「お兄ちゃんも辛い時は乗せてあげるよ!」

 

というように、お兄ちゃんへの配慮があると

上の子も納得できるんじゃないかな?

 

ということでした(^^)

 

 

 

我が家は年齢的にも離れているので

 

同じ学校にいくことはないのですが

 

 

 

これから先も

 

兄は兄の人生

 

姉は姉の人生

 

妹は妹の人生

 

という境界線はしっかり持っていかないとな~

 

と思っています(^^)

 

 

 

 

家族なので困った時に助け合うのはよいとしても

 

そのへんのバランスや線引きは

 

いつも意識していたいなぁと思うのでした。

 

 

 

どうせなら

 

誰かが負担になるのではなく

 

 

 

兄も姉も妹も

 

『みんなが幸せ』

 

っていう状況でいたいですね~(^^)

 

 

 

何か参考になれば幸いです(^^)

 

 

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