こんにちは。
石川県のアドラー心理学
勇気づけ親子心理学講師
山本真弓です。
勇気づけLINE@で
こんなリクエストをいただきました^^
現在、私は小学3年生のダウン症の娘と1歳になる息子がいます。
山本さんのお子さん達のきょうだいでのエピソードなどあれば読みたいです!
また、私は第一子が障がいのある子だったこともあり、第二子に関して、成長のスピードが早すぎて、逆についていけないという感じです笑笑
上がゆっくりだったから第二子に関してはあまり不安はありませんが、それでも上の子の時には経験しなかったことを、経験したりと(夜泣きや皮膚の弱さ)障がいあるなし関係なく、一人ひとり違うんだなあと感じている日々です(^^)
周りには第一子は障がいなくうまれ、第二子以降に障がいのある子どもを出産した方がいます。
山本さんもそうだったと思いますが、きょうだいでの比較について何かエピソードあれば、またお話聞きたいです。
いつもブログ楽しみに読んでいます(^^)スタンプも毎日大活躍です(^^)
また第2弾も楽しみに待っています!
ありがとうございます♡
同じダウン症児ママさんですね。
そうそう、きょうだいがいると、育ち方の違いがありありと見えますよね(^^;)
あれ?あの子の時は◯ヶ月でこんなだったのに、
この子は違うぞ、、、!!
とか、
あの子の時はこんなことしなかったのに、
この子はするんだねー!!
とか、
挙げるとキリがないくらいに
違いはありますよね。
(悪い意味ではなく、、、)
ということで、今日のテーマは
「障がいのある子ときょうだい」について。
私の想いをお話します!
メッセージにも書かれていますが、
障がいあるなし関係なく、一人ひとり違う
というスタンスでいることって、
本当に大事な芯の部分だと思うんですね。
ただの「ペースの違い」なだけ。
チューリップかコスモスかの違いなだけ。
花が咲く時期が違うけど、
どっちが良い悪いはないですもんね!
…で、その上で我が家のきょうだいエピソードなんですが、
我が家は健常児→健常児→重症心身障がい児(のちに天使)→ダウン症児、という順に生まれています。
だからちょっと特殊なかんじかな。
最初は健常児の長男長女しかいなくて、次が重度の障がい児の次女。
このときはあまりにも辛すぎて、兄姉の赤ちゃんの頃の写真すら封印してたんです。
健常児の子育てしてた記憶も思い出さないようにしてて、ほとんど記憶を抹消していました(T-T)
(昔の自分に嫉妬!っていう…泣)
次女NICU時代の兄姉。5年前!
で、次女の辛かった経験を経ての
ダウン症児三女。
たまーに健常児とダウン症児とを比べることもあるけど…
なんていうかそれは「はぁ…っ」っていうマイナスからの比較じゃなくてただの比較。
三女に関しては、「生きてるだけですごい!!」っていう感覚が強いので、
もうなんでもよくて…(・∀・)
そして、我が家はいいかんじに兄姉の幼少時の記憶が飛んでいるので(笑)
「このぐらいのときはこうだったのに!!」っていちいち比較することがない…(^^;
で、今の三女の月齢と同じころの兄姉の動画を見て
へー!!そういえばこんな感じだったっけ!!
へー!!そういえばこんなことしてたよね!!
って、兄姉の成長の早さを思い出してびっくりする感じです。
今はダウン症児のペースに慣れてるから、
兄姉の幼少時を振り返ると
「そんなに慌てて成長しなくていいのにねぇ?」
と思っちゃいますねー。笑
遊ばれる兄(笑)
そして三女は健常児の兄姉のほかに、
重症心身障がい児だった姉がいますからね…
どちらかというと次女と比べて、
次女がしたくてもできなかったことが三女はできてるよね!って思うことが多いです。
次女が叶えられなかったことを三女は全部してるから、家にいるだけでもう最高!なのですね。
ごはんたべてるだけですごい!
保育園行ってるだけでもすごい!
夢のまた夢だったのですよー。保育園!!
それを思うと、
なんかもう、成長とか発達とかなんでもいい。笑
そんなことも思ったりしてます(^^;
そしてそんな視点からみると、
兄姉は兄姉でそれぞれ課題があるけれど、
どれもちっちゃい悩みに思えてくる。
ハードルを勝手に上げちゃってる感じがしますよね。
「みんな、生きてるだけで最高!」
ってことを思い出させてくれるのが
次女の存在なので、
ハードルを上げそうになったら
次女と比べて
「あぁ、元気にテレビ見ていられるって
すごいんだった」
「あぁ、一人で学校行けるのって
奇跡なんだった!」
っていう比較の仕方をしています。
ということは、障がいのある子の存在って
「コウデナケレバナラナイ」って
思っていた自分の
視野を広げてくれて
視点を高くしてくれているんだなぁと
思います。
そんな感じで、
私の場合はこんな風に思ってるよ~という
エピソードを書いてみました。