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ハローミャンマー

ミャンマーヤンゴン在住、正田信子がヤンゴンから発信します。

日曜日のランチは、先日ご紹介したペリぺリチキンの直ぐ近く、ヨーミンジー通りのベトナム料理レストラン、ゴールデンフォーに行ってきました。

明るい雰囲気の店内。 
店名の通り、代表的ベトナム麺のフォーをはじめ、生春巻き、揚げ春巻き等の前菜、
サラダ、フライドライスなどのライトミールが揃っています。


ベトナム料理の一品として定着しているフランスパン、バゲットのサンドイッチ、バンミをいただきました。表面がパリッとした、バゲットは本格的。 豚肉のグリルに野菜も豊富に入っていて大満足でした。


ランチコンビネーション: バゲットサンドイッチと水またはソフトドリンクで4,000チャット。


ベトナムに限らず、かつて仏領だったカンボジア、ラオスも道端で美味しいバゲットが売られていて、既にローカルの食事に欠かせない物になっています。


それに比べて、ミャンマーをはじめ、かつて英領だったシンガポール、マレーシアは、植民地の影響で美味しいパンが定着することはなかったようです。


これでヤンゴンでも美味しいバゲットが簡単に食べられるようになりました。


Golden Pho Vietnamese Cuisine
No. 62 A-4 Ground Floor Yaw Min Gyi Street
Dagon Township
TEL: 01-254957


先月オープンした、Peri Peri Charcoal Chicken and Sauce Bar Myanmar に行ってきました。
最近、各種レストラン、ティールームなど、新しいオシャレなお店が集まっている、ヨ―ミンジ通り。

グリルドチキンを中心にしたカジュアルレストランです。
グリルドチキンはお好みに合させて、スパイシーか否か、また3種類のソースを選ぶことができます。
写真はチキンに2品のサイドディッシュを付けたセットです。


チキンのその他サラダ、パスタ、ピザ、豚肉料理なども取り揃えています。

お値段、お手頃です。


昨晩、月曜日の夜。 
ミャンマー人の若者グループやヤンゴン在住とみられる外国人でそこそこ賑わっていました。


Peri Peri Charcoal Chicken and Sauce Bar Myanmar
52 E/F Royal Yaw Min Gyi Condo Yaw Min Gyi Street Dagon Township
TEL: 09-791666923


6月にミャンマーの新学年がスタートして5ヶ月目に突入。
今学年も半分が過ぎようとしています。

MESOでは毎月、支援している子供達を訪問し、学校や勉強の状況を確認し、スタッフが子供達の相談にのっています。
新学年開始当時は、お互いにちょっと緊張気味だったものの、毎月の訪問を通して、今ではすっかり親しくなり、勉強のことのみならず、オシャベリに花が咲きます。


今年度は、スタッフのティッサンピューとマーマーピョーと一緒に毎月、子供達を訪問しています。 
ティッサンピュー自身、ふるさとの村では毎日片道1時間半、往復3時間かけて学校に通い、頑張って国家試験に合格。 大学を卒業しました。 


「道が舗装されていないので、雨季の間は登下校が大変でした。」とティッサンピュー。
そんな彼女だからこそ、子供達の気持ちが誰よりも分かり、子供達からも信頼を得ています。


今日はユワティジ村の子供達にチャウタン街の僧院まで行ってきました。


MESO(ミャンマー教育支援機構)では、先生方、お坊様、ご家族、その他多くの方々と協力しながら、次世代を担う子供達の就学支援を行っています。


将来は、この子達が次の世代の支援を引き継いでくれることを期待して。


果物が豊富なミャンマー。 
時期、季節によっていろいろな種類の南国の果物が楽しめます。

今が旬のポメロ。日本では見かけることがありませんが、柑橘系の果物です。

厚い皮の中から出てくる果肉は、ちょうど大き目の夏みかん、グレープフルーツ位の大きさです。 日本のザボンに似ている感じです。



果実はハッサクのように、それぞれの粒にしっかりと水分が含まれていているので、袋を剥いても手がほとんど濡れることなく、フォークに刺して食べることができます。
お味はグレープフルーツ、食感はハッサク。


厚い皮でお砂糖漬けを作りました。

因みにお値段は、1ケ2,000チャット(約200円)でした。


MESO(ミャンマー教育支援機構)の関連商品MESOapは、ご寄付だけに頼らず少しでも自立した運営と経済的に自立できる職場の提供を目標に、フェアートレードのコンセプトで製造販売しています。


ヤンゴン市内のブティックホテルホテルMのジェネラルマネージャーTun Zaw Oo氏が、私達のMESOapの考え方にご賛同下さり、ホテルのバスルームのアメニティーとしてご注文頂きました。

早速、ホテル利用の為の小さいオリジナルサイズを仕込み、熟成中。


コールドプロセス製法で1か月以上の時間をかけて、丁寧に作っています。
もうしばらく時間がかかりますが、ホテルMにご宿泊のお客様に気に入っていただければ嬉しいです。


私達の活動にご理解をご協力下さった、ホテルMのジェネラルマネージャーはじめ皆さま、
ありがとうございます。


落ちそうで落ちない不思議な大岩、チャイティーヨパゴダ。
ミャンマーの仏教徒にとって、屈指の聖地のひとつチャイティーヨに久しぶりに1泊で行ってきました。

数年前までは、山の麓から中腹まで、トラックの荷台に座席を作ったピックアップトラックで中腹まで登り、そこから山頂まで徒歩で約1時間強。
更に昔は麓から4~5時間、登山をして山頂を目指していました。それでも訪れる人々は後を絶つことはなく、苦労しても訪れる価値のあるチャイティーヨパゴダ。

今は麓からピックアップトラックに乗って約1時間で山頂まで登ることができるようになり、ずっと行きやすく便利になりました。今回は生憎、雨と霧が立ち込めちょっと残念。傘をさしての参拝でした。


19年前にはじめて訪れた時に泊まった、チャイトーホテルのほぼ同じところに位置する部屋に泊まりました。当時は客室内の壁は薄いベニヤ板で出来ていて、充分壁越しに隣室と会話をすることができました。 浴室ではお湯は出ず、頼むとバケツに熱いお湯を入れて持って来てくれて、それを水と混ぜて適温にして入浴をしたものでした。


今回はベッドの上にタオルと花びらで形作られた白鳥が出迎えてくれました。

客室内には、エアコン、テレビ(衛星放送でNHKも受信可)、浴室のお湯シャワー、
Wifiまで使えるようになっていました。ただ雨の為ネット接続はできませんでしたが。


現在、麓から山頂までケーブルカーを設置する計画が進められており、近い将来は更に便利にチャイティーヨに訪れることができるようになります。


山頂パゴダ周辺が特別な感覚の空気が漂い、正にパワースポット。以前は確かに強烈に不思議なパワーを感じることができました。 
ただ今回はそれを感じることが出来なかったのは、単に雨と霧との為ではなさそうです。

どんどん開発されると更にパワーが弱まってしまうような気がしますが・・・・。


皆さま、シルバーウィークは如何お過ごしでしたか???
この期間、ミャンマーにも多くのお客様がお旅行にいらっしゃいました。

どこの国でも、その年の祝日の配列は気になるところです。
翌年のカレンダーや手帖が出始めると、まずチェックするのがその年の祝日。
どのように連休になるかによって、仕事や休みのスケジュールを立てる方が多いのではないかと思います。

ミャンマーでも、国民の祝日が設定されているのですが、直近になって突然に祝日が設定されることがあります。
明日、9月25日(金)は先週突然に新聞発表があり、祝日になりました。
イスラム暦で設定された、
イスラム教クルバンバイラム(犠牲祭)の祝日です。
仏教徒が大多数を占めるミャンマーですが、宗教の自由は認められており、
仏教徒のみならず、イスラム教の祝日、キリスト教のクリスマス、少数民族カレン族の新年なども国民の祝日になります。

ただそれぞれ自分の宗教以外き、他の宗教についてはほとんど興味がないので、他宗教の何、何の為の祝日なのかは知らないのが一般的です。

日本では祝日は、各宗教とは関係なく設定されていますが、どのような連休になるかには関心が高いものの、人々の生活にはあまる影響のない祝日が多い気がします。

という訳で、明日9月25日(金)、弊社も休ませて頂きます。

お休み気分でインレー湖のトマト畑。

ミャンマーの伝統芸能のあやつり人形劇。
バガンであやつり人形劇を観ながらのディナーは有名ですが、
ヤンゴンでも本格的なあやつり人形劇が観られるとのことで行ってきました。
ヤンゴン市内中央、スーレーパゴダの近くの、とってもローカルのビルを階段で登った2階
右側の小さな劇場です。

巧みにたくさんの糸をあやつり、間接や顔の表情まで細かく操作。
高度な技術が必要とされます。
毎日2回、ミャンマー物語にそったストーリーの人形劇ショーが公演されています。

ミャンマーにお越しの際は、是非あやつり人形劇をお楽しみ下さい。

Htoo Oo Myanmar Puppetry

No. 174/176 Sule Pagoda Road Kyauktada Township Yangon
TEL: 09-5127271
Show Time: Daily 6:00pm, 8:00pm


本年度のMESO(ミャンマー教育支援機構)が支援している大学生の一人、
ナンユーウェイさんは、ユワティジ村初の医学生です。

子供の頃からお医者さんになるのが、夢だったというナンユーウェイさん。
見事、国家試験に合格し、医学部に進むことができました。

ミャンマーでは高校を卒業する時に全国一斉の国家試験があり、この試験に合格しないと大学に進むことができません。
またこの国家試験の成績で進学できる大学、学部が決まってしまうのです。

不合格の場合は、翌年また次と何回でも国家試験を受けることができますが合格した場合は、再受験は認められません。
従がって、国家試験には合格したものの、自分の進みたい学部には特典が届かなかった場合、
進路を変更せざるおえません。

それだけに、目標にしていた一番の難関とされる医学部に合格するのは、並大抵の努力ではなかったと思います。
村はかつて医学生を送り出したことはなく、村初めての医学生ということで、村中が大喜びです。

現在、ユワティジ村には常駐の助産婦さんはいるものの、医師のいない無医村です。
約1時間半のチャウタン町まで行かないと病院はありません。

ナンユーウェイさんの現在の目標は、
「早く立派なお医者さんになって、村に戻って役に立つこと」

彼女が医師として村に戻ることを、村人の皆さんと一緒に私もとても楽しみにしています。

MESO(ミャンマー教育支援機構)が2008年より支援をしているユワティジ村は、
ヤンゴンから車で約1時間半チャウタン町に行き、そこからボートにのって川を約1時間半行ったところに長閑なある村です。
村へ陸路でのアクセスはなく、村で調達できる物以外は、全てチャウタン町からボートで運ばなければなりません。

チャウタン町からユワティジ村へのの道路整備が進められています。



村までの道路が完成すれば、チャウタンとのアクセスは飛躍的に便利になるので、物資の運搬は楽になり、村の生活が大きく変わることでしょう。

ユワティジ村を訪れるのも、ヤンゴンから車で1本です。

現在は、電気も水道もなく、車も1台もない大好きなユワティジ村。
道路が開通することによって、村がどんどん発展することになります。

村に車が往来し、排気ガスの匂いが漂う村を創造すると何とも複雑は気持ちです。
村の発展を願いつつも、今のユワティジ村の自然や人々が変わってしまうのかと思うと寂しいものです。

とは言っても、雨季が明け、道路が開通してら、車でユワティジ村まで行こうと思っているのですから、よそ者は全くお気楽なものです。

開発、発展の難しさを感じます。