MESO子供からの手紙 Ei Ei Phyo | ハローミャンマー

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ミャンマーヤンゴン在住、正田信子がヤンゴンから発信します。

MESO支援者の皆様へ

$MESOミャンマー教育支援機構

私の名前はEi Ei Phyo(イーイーピョー)です。

父はU Kyaw Soe Lwin、母はDaw San San Nuです。
私は姉と妹がいます。姉は高校卒業の国家試験は不合格でした。妹は中学1年生です。

私の家族は生活はたいへんですが、人を騙したり悪いことは決してしません。
日雇いの仕事なのでを生活には苦労しています。

私は子供の頃からずっと綺麗な家に住みたいと思っていました。
なぜなら私の今の家は丈夫ですが、決して綺麗ではないからです。

木の柱と敷物、その上に椰子の葉で屋根と壁をが出来ています。

私の両親は正直で頑張っていますが、貧しいです。

椰子の葉の屋根や壁は天候のせいで壊れやすいのです。
毎年屋根と壁を全て新しいものに換えたいのですが、余裕がないので壊れているところだけを新しくします。
それも出来ない年もあります。

新しく換えられないときは、乾季には天井から星と月を見え、壁からは風が吹きこみます。
雨季は雨漏れないところを探して寝たり、雨が濡れたまま寝なければなりません。

だから、私は家族みんなが一緒に住める丈夫で綺麗な家が欲しいとずっと思ってきました。
でも現実の家族の経済状態をみれば、私の思いは実現不可能なただの夢でしかありませんでした。

私は夢をどうしても叶えたいので勉強を続けたいと両親に言いましたが、両親からはお金がないので無理だと言われました。私はとても悲しくてがっかりしました。

でも両親に責めることもできません。それが自分の運命なのだと思いました。

そのときMESOから支援を受けられることになりとても嬉しかったです。両親も心から喜んでくれました。

私の夢である家を建てること、教師になることを目標に頑張ってMESOの皆様にご恩を返したいと思っています。

私を中学まで通わせてくれた両親は第一の恩人、そして高校に通わせて下さるMESOの皆様は第二の恩人です。

「他人に何かして欲しければ、自分が何かしてあげなければならない」ということわざの通り、私はMESOからの支援を受けたからには私の目標を達成しようと決心しました。

教師になって将来の子供達をちゃんと教育することによってMESOの方々から受けたご恩を返します。

私達を支援してくださるMESOの皆様がもっと豊かに、幸せになるように毎晩寝る前にお祈りしています。

MESO(ミャンマー支援機構)