MESOが2008年から支援を続けている、ユワティジ村。
ヤンゴンから車で約1時間、さらにボートで約1時間半ののどかな村です。
村には中学までしかないため、高校に進学するにはボートで1時間半の町の学校に行かなければならず、高校に進学できない子供達をMESOでは高校への進学の支援を行っています。
MESO支援者の方がミャンマーにいらしたので、一緒にユワティジ村に行ってきました。
ユワティジは農業と漁業の村で、決して豊かとは言えません。
でも村出身のお坊様を中心に、村人達が一体となって、村の整備、環境、衛生、子供達の教育を支えているので、村中がきれいに整っていて、訪れた人の心をホッとさせてくれる暖かい村です。
今回は村の民家にお邪魔して、台所を見せていただきました。
ガスも電気もない村。何を燃料に使っているのかと思ったら、各家庭とも籾殻を燃料として使っていました。
燃料のために木を伐採しないように!!!
米を作っている村で豊富に出る籾殻の再利用です。
各家庭の裏にはかまどがあり、籾殻をいれて上手に火が熾せるようになっています。
村の皆さんが、当たり前のこととして、村の自然を大切に、環境への配慮をしています。
この村に行くと、いつも新しい発見があり、村の皆さんの暖かい笑顔に接することが出来、とてもすがすがしい気持ちになります。
MESO(ミャンマー教育支援機構)