2003年10月にマンダレーに住んでいる当時8歳~10歳の女の子5人が学校の休みの2週間ヤンゴンに来ることになり、私の家にホームステイすることになりました。
元気一杯の子供達がやってきて、愛犬ルビーとサファイアは迷惑顔。ミャンマーではまだまだペットとして犬を飼っている人は少ないし、家の中で人間と一緒に暮らしている犬達の存在に子供達はビックリ。
近くの人民公園に5人娘、犬2匹と一緒にお散歩に行った時、子供達が仔犬を発見。
すぐに抱き上げて、私は犬が好きだからプレゼントすると言って差し出します。私は要らないから戻すように言っって押し問答。やっとのことで仔犬を草むらに戻したのだけど、今度は仔犬が後を付いてきてしまいます。
とうとう公園の出口まできてしまい「車がたくさんだから、仔犬が危ない」と言ってまた抱き上げてニコニコと私に差し出す5人娘達。
結局、彼女達の笑顔に負けて、仔犬を家に連れて帰ってきました。みんなでにきれいにシャンプーして、虫下しを飲ませ、満足顔の子供達。順番に抱き上げて大騒ぎ。
2匹の犬達にならって宝石の名前ダイヤモンドと名付けました。
そして数日後、5人娘は元気にマンダレーに帰っていき、ダイちゃんことダイヤモンドは我が家の家族になりました。
あれからそろそろ8年、ダイちゃんもそろそろ中年です。
MESO(ミャンマー教育支援機構)