小説マラソンする男



こんばんは、かなり久しぶりの更新となってしまったので、


生存報告もかねての投稿です。



いま、スクエニ投稿に向けて最後の仕上げをしておりますよーっ。


今回は、長編に代えて短編三本を書き起こし投稿する予定で、最後の一本を仕上げ中なのです。


三本とも趣向を大きく変化させて書いてみたので、どれかは選考対象になってほしい! と願うばかり。



投稿が終わりましたら、また詳細を書きますデスよ。




こんにちは。 昼間からのブログ更新にて恐縮です。



題字の通りですが、本日午前、スクウェアエニックス様の持込み添削会へ参加してまいりました。


基本、漫画の添削会のようですが、今回から小説の持ち込みも可能になったそうです。


小説持込みのチャンスは数少ないものですから、かなり貴重な機会を頂き感謝感謝。




私が持ち込んだのは、新作の短編小説(ハードSF)です。


ドキドキ、ハラハラ……、としながら編集者様に読んで頂くこと20分ほど。


「――じゃあ、こちらへお座りください」


とパーティション区切りのスペースに通され、評価開始。



開口一番、


「小説どれくらい書いてますかー?」


――ゲッ、もしかして読むに値しないレベルだった!? と持込みなんて初めての私は恐縮しまくり。。。


「2年弱で、長編5本と本日お持ちした作品1本を書きましたが……」


「かなり書き慣れてますね」


と、どうやらお褒めの言葉だった様子に、ほっと安堵する私。




・十二分に構築された世界観・キャラクターが◎


・書きなれた文章に好感


・シーンごとに読者を楽しませようとする、気持ちが伝わってくる




と、良かった点をいくつか上げて頂きました。ありがとうございます、の繰り返しでした。





一方で……



・キャラクター単体としてみれば充分魅力があるものの、物語全体としてみた時にキャラクターの設定に意味が見出せていない。


・物語を読み終わった後に、充分なカタルシスが得られない。



との事でした。



ついで、「物語のテーマ・題材のとり方が独特ですね」とのことで、



●書きたいものを書くのか


●売れるものを書くのか



と言った話に遷移していきました。

あくまで編集者・作者さん人それぞれ考え方があるものですが……、と前置きした上で、


「このような作品では、天井が低い」


「もし、ライトノベルを書いていきたいなら、売れているライトノベルを上位視点で研究してみると良いかもしれない」


とアドバイスを頂きました。


――やはり、ソコの努力が足りませんか、と思う私。



私はライトノベルを書きたいといっているくせに、ライトノベルの絶対的読書量が少なすぎるのかもしれません。


前々から感じていたことでしたが、ガツンと全身全霊をかけてラノベを読んで研究する良い機会となったことは確かです。


――でも、好きなライトノベル作品はけっこう読み込んでるんですよ? 


と内心で言い訳がましくいいますが、まあ、ライトノベル玄人の方から見ればヒヨッコなのですよね。 努力がたらず申し訳ないかぎりです。




そんなこんなで、かなり為になるお話をさせて頂き、最後に嬉しいひと言が。



「……と言っても一つの作品としては良くできているので、二次三次くらいは行くかも知れません。今後の成長を楽しみにしていますよ」



――ありがとうございます! 言葉のあやだとしても、そのひと言だけで小説を書き続ける糧となります!


深々と頭を下げて退室する私でした。



帰りに、「虎の穴」でライトノベルを山ほど買って帰った私でした。 ちゃんちゃん。









なんだか、ウダツの上がらない一日でございました。



 小説を書き始めて、気付けば長編五本。今六本目の構想立てをしているところです。


現在、新作を含めた三本を投稿中とはいえ、今のところ戦績は二次選考止まり。


結果を出せない自分に憤りを感じてしましまいます。。。



 ハッ!? いかん、いかん。 こんなんじゃ駄目だなぁ。


他人の評価なんて物ともしない力強い自我を育てたいものです。






こんばんは。


 6月末で原稿も上がりましたので、ここ数日、ラノベ読み漁っています。


ラノベ書いてるくせに、一般文芸や古典に目移りしてしまう読み癖があります


ので、7月はラノベ集中期間です。



頭の中ははふわわぁ~、ファンタジー空間です。



読書目録代わりに、列挙しておこうかな。



●生徒会の一存 四散

生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4 (富士見ファンタジア文庫)/葵 せきな
¥609
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 人気シリーズですよね。生徒会室だけのお話で、
ここまでの乗り良しテンポ良しな物語が展開できる、
筆者のキャラ立てとネタ起こしに敬服ものです。



●ダンタリアンの書架

ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)/三雲 岳斗
¥580
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 あぁー結構好きかも。ダークファンタジです。
「このボケナス! お前はバカなのですか?」 はい、馬鹿です。
短編連作に適した世界観構築、ヒロインの見目麗しいキャラクターが
一瞬にして脳内に刷り込まれました。



●電波的な彼女 愚か者の選択

電波的な彼女―愚か者の選択 (集英社スーパーダッシュ文庫)/片山 憲太郎
¥600
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 こちらも巷で噂の人気作。紅の作者様の初期シリーズです。
なんつぅか、こう。惹かれますよね。
もっと堕花雨の顔みてぇ! とイラストに欲求不満が募ります。
うまい引きです。結構シリアスなミステリーなのにね。



●ぴにおん 2

ぴにおん! 2 (MF文庫 J ひ 4-2)/樋口 司
¥609
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 この語り口は人を選びますよね、きっと。
でも、私はシリーズ第一巻でぐいっと呑み込まれてしまいました。
二巻目でラブコメ色が強くなってきましたよ~。ドロドロぉ~な三角関係もとい四角関係!





●彼女は戦争妖精 2

彼女は戦争妖精2 (ファミ通文庫)/嬉野 秋彦
¥609
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 安定した筆致と構成に、自然とすらすら読んでいけました。
ベテラン作者のなせる業。



●さよならピアノソナタ

さよならピアノソナタ (電撃文庫)/杉井 光
¥641
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 杉井光先生の作品を読むのは、ばけらの! 以来です。
あぁー、こんなお話も書く作家さんなんですね。
何だか甘酸っぱい気持ち……。 


きゅうん、としてしまいました。うん、さっそくシリーズ第二巻を購入しよう。



●ベン・トー

ベン・トー―サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)/アサウラ
¥620
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 すげぇ。半額弁当のネタをここまで昇華させられるのは、
本当にすげぇっす。
 ギャクコメディの重要参考人さんですね。




 ……と、まだまだ書き足りませんが、ダラダラと長くなってもあれなので、


最後に特にお気に入りの作品を




●とある飛行士への追憶

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)/犬村 小六
¥660
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 うわぁ、久しぶりに良い作品を読みました。
なんとも爽やかでいて、ほろ苦い読後感。それでも希望を見失わない力強さを感じます。

 序盤の重厚で固さある文章に気後れしつつ読み始めた作品でしたが、

中盤以降(特に飛行機飛び立ってから)から、空戦やファナとのラブコメ要素に

ぐいぐい釘付けにされちまいましたです。はい。


よく調べてみれば2009年の「このSFが読みたい」でもランキングトップ10位入りの
作品ではないですか。



 しばらくこの作品で、脳内妄想を愉しみましょうかね。



 

 こんばんは。 かなーり、ご無沙汰の更新となってしまいました。うぎゃ。



 っていうことで、タイトル通りですが、6月末付けで、書き上げた新作をメディアファクトリーさんに投稿しました。



 明治前期を舞台にした、乙女達のバトルもの群像劇とでもいいましょうか。


 

 いいっすね。初めて手を出しましたが、やっぱアクションいいっす。


 展開に緩急がつけやすく、動きが出ます。


 キャラクター造形も上手いこといったので、書いてて楽しい作品でしたっ。




 ってな訳ですが、受け入れられる作品かどうかは別問題。


今までのMFさんの受賞傾向を見てみると、「一人称小説」「現代劇」が多いレーベルさんですので、


 私の作品は、かなり毛色の違う作品となってしまったかもしれません。


それでも、押さえる所は押さえていると思うのですが。




 うんにゃ。書き上げて投稿したものに不安を頂いていても前には進めませんのです。はい。


 今回はお涙頂戴系でしたので、次回作は、思いっきり笑けるギャクコメディな作品を書いてみたい、と考えてますです。



 毎日面白いこと考えて生きていかねば、ならんですな。