こんにちは。 昼間からのブログ更新にて恐縮です。
題字の通りですが、本日午前、スクウェアエニックス様の持込み添削会へ参加してまいりました。
基本、漫画の添削会のようですが、今回から小説の持ち込みも可能になったそうです。
小説持込みのチャンスは数少ないものですから、かなり貴重な機会を頂き感謝感謝。
私が持ち込んだのは、新作の短編小説(ハードSF)です。
ドキドキ、ハラハラ……、としながら編集者様に読んで頂くこと20分ほど。
「――じゃあ、こちらへお座りください」
とパーティション区切りのスペースに通され、評価開始。
開口一番、
「小説どれくらい書いてますかー?」
――ゲッ、もしかして読むに値しないレベルだった!? と持込みなんて初めての私は恐縮しまくり。。。
「2年弱で、長編5本と本日お持ちした作品1本を書きましたが……」
「かなり書き慣れてますね」
と、どうやらお褒めの言葉だった様子に、ほっと安堵する私。
・十二分に構築された世界観・キャラクターが◎
・書きなれた文章に好感
・シーンごとに読者を楽しませようとする、気持ちが伝わってくる
と、良かった点をいくつか上げて頂きました。ありがとうございます、の繰り返しでした。
一方で……
・キャラクター単体としてみれば充分魅力があるものの、物語全体としてみた時にキャラクターの設定に意味が見出せていない。
・物語を読み終わった後に、充分なカタルシスが得られない。
との事でした。
ついで、「物語のテーマ・題材のとり方が独特ですね」とのことで、
●書きたいものを書くのか
●売れるものを書くのか
と言った話に遷移していきました。
あくまで編集者・作者さん人それぞれ考え方があるものですが……、と前置きした上で、
「このような作品では、天井が低い」
「もし、ライトノベルを書いていきたいなら、売れているライトノベルを上位視点で研究してみると良いかもしれない」
とアドバイスを頂きました。
――やはり、ソコの努力が足りませんか、と思う私。
私はライトノベルを書きたいといっているくせに、ライトノベルの絶対的読書量が少なすぎるのかもしれません。
前々から感じていたことでしたが、ガツンと全身全霊をかけてラノベを読んで研究する良い機会となったことは確かです。
――でも、好きなライトノベル作品はけっこう読み込んでるんですよ?
と内心で言い訳がましくいいますが、まあ、ライトノベル玄人の方から見ればヒヨッコなのですよね。 努力がたらず申し訳ないかぎりです。
そんなこんなで、かなり為になるお話をさせて頂き、最後に嬉しいひと言が。
「……と言っても一つの作品としては良くできているので、二次三次くらいは行くかも知れません。今後の成長を楽しみにしていますよ」
――ありがとうございます! 言葉のあやだとしても、そのひと言だけで小説を書き続ける糧となります!
深々と頭を下げて退室する私でした。
帰りに、「虎の穴」でライトノベルを山ほど買って帰った私でした。 ちゃんちゃん。