こんばんは。
6月末で原稿も上がりましたので、ここ数日、ラノベ読み漁っています。
ラノベ書いてるくせに、一般文芸や古典に目移りしてしまう読み癖があります
ので、7月はラノベ集中期間です。
頭の中ははふわわぁ~、ファンタジー空間です。
読書目録代わりに、列挙しておこうかな。
●生徒会の一存 四散
- 生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4 (富士見ファンタジア文庫)/葵 せきな
- ¥609
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人気シリーズですよね。生徒会室だけのお話で、
ここまでの乗り良しテンポ良しな物語が展開できる、
筆者のキャラ立てとネタ起こしに敬服ものです。
●ダンタリアンの書架
- ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)/三雲 岳斗
- ¥580
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あぁー結構好きかも。ダークファンタジです。
「このボケナス! お前はバカなのですか?」 はい、馬鹿です。
短編連作に適した世界観構築、ヒロインの見目麗しいキャラクターが
一瞬にして脳内に刷り込まれました。
●電波的な彼女 愚か者の選択
- 電波的な彼女―愚か者の選択 (集英社スーパーダッシュ文庫)/片山 憲太郎
- ¥600
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こちらも巷で噂の人気作。紅の作者様の初期シリーズです。
なんつぅか、こう。惹かれますよね。
もっと堕花雨の顔みてぇ! とイラストに欲求不満が募ります。
うまい引きです。結構シリアスなミステリーなのにね。
●ぴにおん 2
- ぴにおん! 2 (MF文庫 J ひ 4-2)/樋口 司
- ¥609
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この語り口は人を選びますよね、きっと。
でも、私はシリーズ第一巻でぐいっと呑み込まれてしまいました。
二巻目でラブコメ色が強くなってきましたよ~。ドロドロぉ~な三角関係もとい四角関係!
●彼女は戦争妖精 2
- 彼女は戦争妖精2 (ファミ通文庫)/嬉野 秋彦
- ¥609
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安定した筆致と構成に、自然とすらすら読んでいけました。
ベテラン作者のなせる業。
●さよならピアノソナタ
- さよならピアノソナタ (電撃文庫)/杉井 光
- ¥641
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杉井光先生の作品を読むのは、ばけらの! 以来です。
あぁー、こんなお話も書く作家さんなんですね。
何だか甘酸っぱい気持ち……。
きゅうん、としてしまいました。うん、さっそくシリーズ第二巻を購入しよう。
●ベン・トー
- ベン・トー―サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)/アサウラ
- ¥620
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すげぇ。半額弁当のネタをここまで昇華させられるのは、
本当にすげぇっす。
ギャクコメディの重要参考人さんですね。
……と、まだまだ書き足りませんが、ダラダラと長くなってもあれなので、
最後に特にお気に入りの作品を
●とある飛行士への追憶
- とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)/犬村 小六
- ¥660
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うわぁ、久しぶりに良い作品を読みました。
なんとも爽やかでいて、ほろ苦い読後感。それでも希望を見失わない力強さを感じます。
序盤の重厚で固さある文章に気後れしつつ読み始めた作品でしたが、
中盤以降(特に飛行機飛び立ってから)から、空戦やファナとのラブコメ要素に
ぐいぐい釘付けにされちまいましたです。はい。
よく調べてみれば2009年の「このSFが読みたい」でもランキングトップ10位入りの
作品ではないですか。
しばらくこの作品で、脳内妄想を愉しみましょうかね。