私の父は、心理カウンセラーをやっています。
夏河もカウンセラーをやっているので
不思議なことに、親子二代でカウンセラーをしている、ということになりますね(^▽^;)
その父が、昨日の夜の１２：００ごろ
リビングで落ち込んでいた。
夏河は、さっさと冷蔵庫の中から麦茶と氷の入ったグラスを持って
自分の部屋に退散したかったんだけど
父に呼び止められてしまった。
で、話を聞いたところ
先日、大学で講義をした時のアンケートが帰って来たのだ…と言う。
（
よろしければ、どうぞ）
そのアンケートには
おおむね良いことが書いてあったんだけど、
その中で１つだけ、気になるアンケートがあったのだそうだ。
それは、２０代女性の生徒が書いたアンケートで、
内容は
「講義中に、奥さんのことを話題にして笑いをとるのは、うざい」
…と、書かれていたのだそうだ。
「かずひろ～（夏河のこと）、俺、もうこういう笑いの取り方止めた方がいいのかな～～」
と、凹む父。
意外と繊細なんだよねー、親父って…。
だけどまあ、この手の悩みは
比較的夏河にとってはどーでもいいことだったので…
夏河は、
「気にしないでいい。ぜったい自分の好きなようにやったらいい」
とだけ言って
さっさと自分の部屋に行ったのだった。
リビングに残った親父は、まだまだ困惑しているよーな
顔をしていた。
もし父が、この２０代女性が書いたという、アンケートの通りにして
自分の好きな〝やり方〟を変えてしまったら
父は、１つ、自分の好きなことを失ってしまうことになる。
当たり前のことだが、
自分の意見ではなく、他人の意見を優先する、ということは
そういうことだ。
自分らしさを１つ失うということだ。
そして
さらに怖いのが、
次は、どうするんだ？
という話なのだ。
この２０代女性のアンケートを真に受けて、
父が、自分のやり方を変えたとして、
次、また同じように
「あなたの〇〇が嫌なんです、変えてください」
というようなアンケートが来た時に
親父よ、あんたはまた どこぞの見知らぬ人の言うことを聞いて
自分のやり方を捨てるのかい？
と私は言いたい。
そうやって、人様のクレームを受けて、自分を変えているうちに
自分らしさなんて、何にもなくなっちゃうよ。
自分のやりたいことなんて、いつの間にか
なくなっちゃうよ。
人の言うことばかり聞いて生きてきた、良い子ちゃんも
みな同じ。
もともとは、性格が、やさしいのかも知れない。
だけど、人の言うことを聞いて
人に合わせるということは
人に合わせた回数だけ、
自分らしさを殺したことと、同じなんだ。
人に対して優しいということは、
自分に対して、残酷ということ。
人に合わせることって、もっとも理由がある場合じゃないと
やってはいけないことだと、夏河は思ってるんだ。
そうやって、自分を譲って生きている人が、やがて辿り着くのが
自分なんて…と、自分を卑下する
自己嫌悪の世界だったり、
自分に価値を感じられない、という
自己無価値観の世界だったりするんだ。
この世界はね、すごく生きにくいです。
出来るなら、来ない方がいい。
私たちは、私たちが選んだもので出来ている。
ということを
忘れてはいけない。
自分が選んだ、好きな生き方ができる
そんな〝私〟でいよう。
私を優先し、
私を大切にしよう。
もうすぐ、オープンカウンセリングの募集をします♪
日時は、２／１（土）です。
そろそろ告知が出ます。
父のことは、ダイジョーブでしょう
父は私のことを信頼しているので、
何かあったら、言いに来るから
心配はしておりません。
何も言わなかったら、
もうそれは父の中で解決してるっていうこと
オープンカウンセリングってなに？
っていう方は、
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気兼ねなくどーぞ。
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