今まで私を生かしてくれてありがとう！さようなら巴里☆

こんにちは、宇宙の愛と叡智を地球で体現しているAponika です。

あなたの魂を輝かせるセッションや講座のご案内、そして地球のパラダイス創りのための冒険の日々をお伝えしています

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パリでは、未だ毎日秋晴れが続いていて、とっても気持ちがいいです。

さて、前回の記事で、足のケアの話を書きましたけど、あなたも足マッサージやってみた？

マッサージだけではなく、ぜひ、足の裏から地球の核のエネルギーも体内に吸い込んでください。

気持ちいいよ！

今日はね、ちょっとノスタルジーに、長年住んだパリとのお別れモードになった話。

私が、パリに初めてやってきたのは、かれこれ今から３４年も前のこと。

今までブログを読んできてくれた方は、私がパリ脱出計画を図っていたことをご存知ですよね。

去年は、短期で南仏に引っ越したり、その後ピレーネ山脈に引っ越せるかと期待して行ってみたら、大どんでん返しになったり。。。

いや〜〜〜ほんと、色々動いたし、大変だった。

結局、パリに出戻りをして、月の半分は、南仏の友達や知り合いのところへ行く形をとってきた。

でも、やっぱりパリに２週間以上滞在すると、苦しくって、胸が痛くなる。

一旦、微妙にあきらめかけた自然の中への移住計画が蘇り、希望の炎が新たに灯った今日この頃。。。

パリにあるちょっと不思議な教会に呼ばれました。

それが、ここ

あなたは、歴史が好きですか？

世界３大宗教の歴史はご存知ですか？

サクッと説明すると、

キリスト教、ユダヤ教、そしてイスラム教が、世界３大宗教と呼ばれています。

アジアでは、仏教やヒンドゥー教、そしてイスラム教の方が多いですけど、ヨーロッパや中東、アメリカ大陸なんかを入れると、キリスト教、ユダヤ教、そしてイスラム教がメインになります。

最近、日ユ（ユダヤ）同祖説も解かれていますが、ユダヤ教は一神教で、モーゼが神と契約したことから宗教が始まります。

（ほんとは、もっと古く、シュメール時代から何度も繰り返されて伝えたれた話が、旧約聖書でパクられてるんだけどね）

そして、だいぶ後で、ユダヤ人として生まれたキリスト（ヨシュア）が、後々ローマ人によって神の唯一の子と祀られ、新たな宗教となったのがキリスト教。キリスト本人は、全くもってこの宗教と関係ない

それが、ローマ教会が主体のキリスト教です。

キリスト教は、ユダヤ人の聖書であるトーラとキリストの死後に編集した新約聖書の両方を用いていますが、ユダヤ教では、もちろん新約聖書を認めていません。彼らは、トーラを聖典としています。（トーラはヘブライ語聖書の最初の5冊をまとめたものであり、旧約聖書はキリスト教聖書の最初の部分でトーラを含む３９冊からなってます。）

そして、ユダヤ教は、教会じゃなくって、シナゴーグが寺院（人々の祈る場所）となっています。

今日紹介したいパリの不思議なキリスト教の教会には、なんと、ユダヤ教のシンボルである「契約の箱」と、これまたユダヤ人達のシンボルであるメノラー（燭台）（イスラエル国の国章にもなってる）が置いてあるのよ

契約の箱は、一応ね、キリストの巡礼の話を掘り込んだデザインにしてあるけど、形も色もデザインもモーゼの十戒をしまった「契約の箱」とおんなじ〜〜。

ちなみに、日本の御神輿は、契約の箱が由来とも言われています。

もしくは、日本の方が歴史が古く、イスラエルまで渡ったユダヤ人の一部族（もともと日本人）が逆輸入となって戻ってきた名残りとも言われています。

私は、去年の春に、この教会に連れて行かれ、この「契約の箱」のコピーを知った訳ですが、その時も頭の中がはてなマークでいっぱいだった。

そしてね、行ったのが一回きりで、それからずっと行っていなかった。

でも、ここ数日、なんだか、妙に、この教会に呼ばれている気がして、周りの人に話したり。。。

結局、気になって、散歩がてら、奇妙な契約の箱を見に行ったのですよ。

向かって左手にあるのが、キリスト教っぽく修正された契約の箱のコピー。そして右手にあるのが、メノラー。

写真でわかるように、契約の箱もどきの後ろには、窓があって、その窓の奥の部屋には、磔になったキリストがいます。

以前来た時には、この窓が閉まっていて、後ろの部屋にキリストの磔像があるなんて知らなかった。

私は、この様子を長いこと眺めながら、なんでここに呼ばれたのかわからぬまま、祭壇を眺めていました。

この日は、ちょうど到着した時に、ミサが行われていました。

だから、メイン祭壇のちょうど真後ろにあるこの場所には、誰もおらず、祭司がミサで使う線香が、隠してありました。

煙がわんわん出ていて、いい香り

ここがミサを行っていた場所。

奥に、キリストの像が青白く見えるでしょ。

ここから、契約の箱は、見えない仕組みになってる。

でね、写真じゃ映らなかったんだけど、雲と光のゴージャスなデコレーションの上にある三角形を象ったステンドグラスには、なんと、ヘブライ語が書いてあったの。

なんで〜？

この三角形の中にヘブライ語が。。。でもって、なぜか写真では映らなかった。。。

写真には撮らなかったけど、ここには、サラ（黒いマリア）も祀ってあった！

サラは、キリストとマグダラのマリアの娘。

というわけで、意味ありげなんだけど、意味不明のままに教会を出て、天気もいいのでルーブル美術館まで歩くことに。

私が、パリの中で一番好きなのがルーブル美術館

自分の家に戻ってきた感覚がある。

いつも人がめちゃ多いけど、私が通ると誰もいなくなる。。。。笑

ここには、ありとあらゆる歴史が眠っている。

美術館とか博物館って、時空間旅行には最適の場所だと思うの。だから大好き。

それに、やっぱり元がお城だから、内観も外観もものすごい美の周波数で満たされている。

バロックの時代なんかは、音の調律も最高だった。。。

な〜〜んて、ノスタルジーに浸りながら、ルーブルを後に、セーヌ川沿いを歩いて帰ることにしたらね、

見てください、この空！

ピンクの羽が空に広がって、綺麗〜

夕焼けがもうすぐやってくる。。。

日暮れ時って、妙に寂しくなる。

でも、オレンジの陽が建物に当たると、エジプトの夕焼け時を感じるんだよね、、、（今世では）行ったことがないのに。

エッフェル塔も見えるよ。

大きな赤い光のフレームが写ってるね。

こうやって、陽が暮れるセーヌ川の景色を眺めながら、私は、「この街をもうすぐ出る」ってことを腹の底から実感したの。

そして、気づいたのが、

お別れをするために、今日は散歩に出たんだって。。。

そして、どんな関係があるのかは分からないけど、契約の箱と別れを告げ、自分が生きた一つの時代を閉じる準備が整ったってことを身をもって感じたひと時。

パリはね、私にとってエジプトだった（エネルギー的に）。

今世だけじゃなく、地球に来る前から続いていたひとつのサイクルがもうすぐ終わる。

それをじゅわ〜っと感じて、セーヌ川を眺める。

私にとって、この街は決して優しい街じゃなかった。

とても厳しかったし、緊張するイベントだらけだった。

よく生きてきたもんだ。

ものすごく頑張っていた自分がいたし、あり得ない経験もたくさんした。

それらが、今、終わろうとしている。。。

するとね、深い感謝が湧きてきて、昔この街で、感じた感情がいくつか蘇ってきた。

出来事は思い出せないけど、残っていた感情は、ふと現れては、静かに天に登っていった。

風のように、柔らかく、優しく、上昇してゆく。。。

この川沿いで、

仲間と大騒ぎしたり、喧嘩したり、走ったり、別れたり、キスしたり、笑ったり、泣いたり、緊張したり、酔っ払ったり、嘘をついたり、出会ったり、悩みを打ちあけたり、アイスクリームを食べたり、恋をしたり、裏切られたり、お腹が空いたり、絶望したり、希望をもったり、夢を持ったり、絵を描いたり、焦ったり、緊張したり、、、色々感じてきた。

ホコリのように湧いてくる感情たちをいっこいっこ手放してると、急にサンミッシェル（聖ミカエル）のところへ行きたくなった。

別れの挨拶。

ここはね、懐かしい場所で、聖ミカエルの銅像があるサン・ミッシェル広場で私のパリ生活は開始したのですよ。