(ひとしずく・⑥I.反キリストとその王国 第3部B)‐バビロンの王,アンティオコス‐ | sarah‐mercy

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来たる艱難期黙示録の歴史  第3部B: パート6

 

反キリストとその王国 

                                 ロバート・D・ルギンビル博士著より

 

I. 反キリストの定義、名前の出所、預言における予型> 

3.預言における予型 <d,e> 

 

    d. バビロンの王 (イザヤ14章4-23節;エレミヤ25章9-32節): 

 

イザヤ書と他の聖書の中で、バビロンは当時の権力と将来の極悪非道な権力、

の本国を表しています。

バビロンの王はサタンの予型であることはよく知られていますが、

あまり知られていないのは、この王が反キリストの予型であることです。

 

悪魔とその子孫である反キリストの間に著しい類似性があることを想起すれば、

この二重の予型を受け入れることは難しくないはずです。

サタンは、天使と人間というそれぞれの種族における神への反抗の極致であり、

天と地において、それぞれ神と神の普遍的秩序に対する反逆を導くものだからです。

 

これに加えて、反キリストが文字通り悪魔の子孫であり、

創世記3章15節後述のII.1節参照)

地上でサタンの意志を遂行するという事実を考慮すれば、

この二重の予型論の適切さは直ちに明らかとなるでしょう。

反キリスト「サタンの子」であり、神の子の意図的なニセ者なのです。

ですから、神の子と私たちの天の父との関係、

(例えば、ヨハネ12章39-41節と比較したイザヤ6章1-13節のように、

預言の予型化が両者に等しく適用される例があることは驚くことではありませんし、

まさに悪魔が表面的に模倣し利用しようとしている関係です。

第二テサロニケ2章4節;黙示録13章3-7節;ダニエル11章36-37節も参照) 

 

    e. アンティオコス・エピファネス (ダニエル8章23-26節,11章21-36節)  

 

おそらく最も重要で、最も詳細な反キリストの予型は、ダニエル書に記されていて、

の予型として広範囲に用いられている

セレウコス朝の王アンティオコス・エピファネスです。[1]

 

この二つの章については後述しますが、アンティオコスに関する預言は

間違いなく反キリストにも当てはまるので、この予型は8章11章に見られ、

その対型は(しばしば間違って考えられているように)36節まで保留されてはおらず、

11章21節から始まることをここで強調する必要があります。[2]

 

多くの点で、アンティオコスは将来の反キリストの完璧なモデルであり、

彼の活動は、上に挙げた他のどの代表者よりも、来たるの活動に密接に対応しています。

アンティオコス反キリストはともに、予期せぬ、卑しい始まり方をします。

ダニエル11章21節黙示録13章1節を参照)

両者とも良心に欠ける人物です。ダニエル11章27節11章44節を参照)

 

両者とも成功した軍司令官です。

(アンティオコスの別称、ニケフォロス、「勝利した」の意;ダニエル11章37節参照)

両者とも北からイスラエルを支配する王国を支配し、

(それぞれシリア王国と反キリストの十王国)

それぞれの王国は一方ではバビロンと関連しており、

他方ではローマと関連しています。

(アンティオコスの首都セレウキアはバビロンの近くにあり、

 反キリストの母国と本来の権力の中心は「バビロン」と呼ばれています:黙示録18章参照)

 

アンティオコスはローマで教育を受け、ローマの社会的・政治的システムを多く模倣し、

反キリストの十大帝国は、後述するように、ローマの復興と言えるでしょう。

 

両者とも、主に対する執念深い対抗心を表す名前を持っています。

(アンティオコスの名前のアンティという接頭辞は、アンチキリストのそれと同じであり、

 彼の名前は全体として「対抗する者」を意味します)

両者ともエルサレムの神殿の儀式を終わらせます。

ダニエル8章12-13節,9章26-27節11章31節前半12章11節;

 第一マカベヤ1章20-64節; 第二マカベヤ5章15節-6章11節)

 

これらの儀式に代わって、自分自身を称える儀式を行います。

ダニエル11章31節後半11章36-37節第二テサロニケ2章4節;黙示録13章12節;

 第一マカベヤ1章47節) 

そして、それは実際のところ悪魔崇拝です。

ダニエル11章31節12章11節;マタイ24章15節マルコ13章14節;黙示録13章4節;

第一コリント10章18-21節 参照)

 

両者とも自らをであると表現しています。

(アンティオコスの 「エピファネス 」という呼称、つまり神の出現、

「顕現」を意味する言葉と、彼をゼウスとして描いた硬貨を、

ダニエル11章36-37節第二テサロニケ2章4節と比較してください)[3]

 

両者とも聖なる神の民を異常に圧迫し、

ダニエル8章12-13節,8章24節,11章28-35節 と 

 ダニエル11章44節12章1節;黙示録12章を比較のこと)

著しい背教(ダニエル8章12節と 第二テサロニケ2章3節を比較)

殉教に至らせます。ダニエル11章33-35節と 黙示録7章9-17節,12章11節,13章9-10節

 14章1-16節15章2-4節を比較)

 

そして、両王はその方法論において非常に急進的であり、

その改革の反神的性質にかかわらず、あらゆる点で自分たちのイメージに合わせて、

自分たちの目的に合うように社会を作り変えることを選択します。

(アンティオコスがユダヤ人をギリシャ化しようとしたことと

 反キリストの急進的改革を参照:例えば、ダニエル7章25節;この点については、

 以下の第Ⅲを参照)

 

これらのことは、おそらく、

ダニエルが、反キリストの予型としてのアンティオコスから、

ダニエル書11章の36節にある自身の非予型的で直接的な予言に直接移行するのに

それほど問題がないことを説明するものです。

しかし、この重要な預言の章を解釈するために重要なことは、

アンティオコス・エピファネスの予型にある(つまり、21節から35節までの)

反キリストについて提供されている情報を省かないことです 。

 


[1] 解説については、特にBevan, E.R., 「A Note on Antiochus Epiphanes」

 ,JHS20 (1900) 26-30, and Morkhølm, O.Antiochus IV ofSyria(Copenhagen 1966)を

 参照。

 アンティオコスについては、ポリュビオスの『歴史』第24巻と(アポクリファの)

 マカベヤ書第1・2巻が古代の最も広範な資料。 

[2] ジェロームもダニエル書注解の中で、ダニエル11章21節から始まる

 アンティオコスに関する議論を反キリストに当てはめたと述べています。 

[3] TheInterpreter's Dictionary of Bible(Nashville 1962)のsub voce「Antiochus」を参照。 

 

パート7に続く 下差し

 

 

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昨日は、姉から家庭菜園のキュウリとナスを送ってもらいました

(オクラ2本とブロッコリーも少し)

そして、手作りのキュウリのキュウちゃんと(早速頂きました)

手作りの帽子(術後の為に)と夏の袖なしブラウス(早速着させてもらいました)

暑い日には、袖なしと、冷たく冷やしたキュウリが最高ですね!

ありがとう~飛び出すハート

 

そして、友人を通して、私の知らない方が私のブログを読んで下さり

それをお友達にも紹介して読んで下さっていると聞きました

知らないところで祈りを頂いていることもありがたいですね照れハート

ありがとうございます

私もお祈りさせて頂きますお願い

 

 

 あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。
 神があなたがたのことを心配してくださるからです。

(第一ペテロ5:7)

 

感謝します

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いつもお庭で、草木の手入れをされているおじいちゃん

 

丹精込めて育てたユリも

綺麗に咲きましたねブーケ2

 

 

 

 

夕方、ウォーキングで・・・、

ミソハギ

 

 

この花を見ると、子供の頃お盆にお墓参りにいったことを

思い出します

町中の子供たちは小さな提灯をもって歩くので

いつもは寂しい山道が、あちこち明るく灯って綺麗でしたね

その後、近所の家にも次々と寄ってお参りし

帰りにお菓子をもらえるのも楽しみの一つでした

 

                  オシロイバナ

 

家の庭にもピンクのお白い花が綺麗に咲いています

朝と夕方、とても良い香りを漂わせてくれますよ

 

 

 

あ、猫ちゃんにゃー

また会えたねハート     また来るねバイバイ

今日もありがとう~ラブラブ