からの続きです
Ⅲ.裁きのラッパ:(ヨハネの黙示録8章6節-9章21節 )
1.植生の荒廃 (黙示録8章6-7節)
黙示録8章6~7節:
(6)そこで、七つのラッパを持っている七人の御使が、それ[ラッパ]を吹く用意をした。
(7)第一の御使が、[自分の]ラッパを吹き鳴らした。
すると、血のまじった[隕石の]雹と火とがあらわれて、地上に降ってきた。
そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、
また、すべての青草も焼けてしまった。
図1で説明したように、第一のラッパの裁きは、
艱難期の前半のちょうど半分の時期に始まり、一ヶ月間続きます。
艱難期の始まりの時、第七の封印が解かれた後、不可解な雷鳴、
いまだかつて無かったような稲妻、世界的な地震という形で、
世界は紛れもない神の警告を受けていました。(黙示録8章1-5節)
しかし、警告を受け止めるどころか、約二年経っていたとしても、
この最初の裁きの時には、世界は<与えられた警告についての>
すべての疑いを取り除くべき一連の出来事を目撃することになります。
なぜなら、艱難時代の前半の半ばには、以下のような状況になっているからです。
・反キリストは、自分の国「バビロン」で権力を得ただけでなく、
自分の王国「復活したローマ」建国に向けて順調に進んでいることでしょう。
・大背教が進行中です。
・反キリストの偽宗教は、彼の世界政治運動と連動して、
世界中で勢力を拡大していくでしょう。
・144,000人の働きは、本格化するでしょう。
・二人の証人、モーセとエリヤの働きが本格化します。
・神殿が(何らかの形で)再建されます。
・前代未聞の世界的な不法の傾向が痛感されるでしょう。
・四つの封印の動向は、獣の王国の中で始まっているでしょう。
(その影響と波紋は遥か遠くまで及びます)
これらの出来事はすべて適切な時に取り上げられることになりますが、
ここでの目的には、これらの進展はどれも不信仰な世界を目覚めさせることはなかったと
記しておくだけで十分でしょう。
聖書の示唆することは、この時期までにほとんどの硬い心が更に硬くなり、
あまりにも多くの優しい心も硬くなり、警告の裁きが始まるべき時が来たということです。
この第一のラッパの裁きを含む人類史の全体計画は神のものであり、
(封印を小羊が解いたことに見られるように:ヨハネ5章22-30節参照)
それを執行する権威が与えられているのは小羊です。
しかし、私たちは、その管理者が7章に登場する四人の天使の一人で、
この七つのラッパを鳴らす大天使の直下の階級の「権威」であると特定しました。
これまで見てきたように、これらの高位の天使には多数の部下がいることは間違いなく、
(マタイ26章53節の選民天使の軍団の存在を参照してください;列王記下6章17節も参照)
世界の風を抑制する能力が暗示するように、(黙示録7章1節)
(この最初の四つの裁きのラッパの領域の)
天変地異を操る特別な力を神から授かっています。[1]
父なる神と子羊の究極の権限から働くこの直接的で目に見えない天使の代理人に加えて、
これらの裁きには中間的な人間の代理人も関与し、
二人の証人であるモーセとエリヤの言葉によって世界に宣言され、
目に見える形で「解き放たれる」ことをここで言及しなければなりません。
これは、出エジプトの災いがモーセによって下され、(出エジプト記7-11章)
その時代の裁きがエリヤによって下されたのと似ています。
(特に三年半の干ばつ:列王記上17章1節;ヤコブ5章17節)
これに関連して、黙示録11章6節で、干ばつと水が血に変わることが
「あらゆる種類の災い」と共に具体的に言及されていることは重要です。
この二つの災いは、神の裁きを下すこの二人の歴史的働きを最もよく特徴づけるからです。
(黙示録11章6節)
水を血に変えることは、モーセの権威を証明するために主がモーセに与えた重要な
第三の「しるし」であり、(出エジプト4章9節と黙示録11章5-6節)
エリヤは、北王国を苦しめた三年半の干ばつで最も有名です。
(ヤコブ5章17節と黙示録11章5-6節参照)。[2]
ギリシャ語の「ひょう」(ハラザchalaza, χάλαζα)は、
空から降ってくるもの(流星群も含む)に使われます。[3]
ここで、ソドムとゴモラに降った「燃える硫黄[岩石]」(植物も枯れた:創世記19章23-25節)と、ハルマゲドンで獣の軍勢に降る「燃えるひょうの石」(血も含まれる:エゼキエル38章22節)との密接な類似性を考えると、この雹を同じように、
つまり劇的で壮観な方法で地球に降り注ぐ「隕石」として(詩篇11篇6節参照)
理解するのが正しいでしょう。[4]
しかし、この裁きは第一に、
人類の経験の記憶の中でまったく前例のない規模の、
とてつもなく悲惨な影響をもたらすという点で、独特なものとなるでしょう。
地球の3分の1が、これらの焼夷弾が生み出す火によって荒廃し、
それによって世界の樹木の3分の1が破壊され、緑豊かな草原がすべて燃え上がるでしょう。
「地球の3分の1」という言葉には、
このような世界的な火災があらゆる人工構造物に必然的にもたらす甚大な
付随的損害が暗示されており、地球の陸地の3分の1全体がそのような影響を受けるほど、
(特定の地域ではなく世界中に分布する)
地球上のあらゆる場所で引き起こされる大規模な一連の火災によって、
かなりの人命損失が生じることを理解しなければなりません。
とはいえ、
出エジプトの世代やエリヤの時代の信仰者が神の裁きの直接的な影響を免れたように、
(ただし、これらの裁きがもたらした付随的な苦難のすべてを免れたわけではありません)
私たちは、モーセ下した出エジプトの裁きの間、
神が神の民イスラエルを守られた例、(出エジプト8章22節,9章4-6節, 9章26節, 10章23節)
またエリヤが下したイスラエルへの裁きの間、
バアルにひざを屈しなかった人々の命を守られた例、
(列王記上19章18節参照。列王記上18章1-4節; ローマ11章2-4節も参照)
にあるように、真に御自分のものである者は、
この裁きや他のラッパの裁きがもたらす困難や広範な破壊にもかかわらず、同様に、
ある程度の保護を享受すると考えることができます。
(例えば、出エジプト記9章11節でモーセとアロンは腫れ物に悩まされませんでした)
この裁きの第二の特徴は、隕石に意図的に血が含まれていることで、
これは単なる自然現象ではなく、独特なものであることを示しています。
黙示録の他の「血の裁き」と(黙示録8章8節,11章6節,14章20節,16章3-6節)
出エジプト記の裁き(出エジプト7章17-21節参照; 詩篇105篇29節)と同様、
ここで「燃えるひょう」に混じった血というのは文字通り血であるということが重要な点です。
(エゼキエル38章22節参照)
(空洞のある燃える球体の中にあり、衝突時に飛び散る)血が含まれることで、
これは単なる偶発的な、しかし恐ろしい気象現象ではなく、
むしろ神の警告と裁きの紛れもない行為であるという、
地球の住民に対する明確なメッセージとなります。
超自然的に起こるこの種の血は、神の怒りと不快を意図的に象徴するものとして
よく知られているからです。
(ヨエル2章31節;黙示録6章10節,6章12節;創世記9章4-6節;レビ記17章1-16節;
これは罪のない血を流すことに対する警告であり、
(反キリストとその従者たちはこれを無視するでしょう)
その警告を軽んじる者すべてに神ご自身が血の裁きを下すという警告です。
(この裁きはハルマゲドンで完遂されるでしょう)
この災いの間、信者は大きな神の保護を受けるでしょうが、
だからといって、その結果すべてを免れるわけではありません。
(エレミヤ45章1-5節参照)
この第一のラッパの裁きで発生する大規模な火災は、多くの個人の住居を破壊するので、
私たちの家が影響を受けないとは言い切れません。
私たちが確実に言えることは、この裁きの恐ろしい性質にもかかわらず、
神は私たちのあらゆる必要を満たしてくださるということです。
(詩篇37篇25節;ピリピ4章19節;ヘブル13章5-6節)
そして、この裁きを通して、神は必ずすべてを働かせて、
私たちのために益としてくださいます。
[1] 「聖書の基本」パート2A:天使論、セクションII.9.3.4、「権威」を参照。
[2] 下記セクションV.参照。
[3] この岩石の雹とは対照的に、大艱難の始まりである第七のラッパに続く地震に伴う雹
(黙示録11章19節)も、第七の鉢の裁きの一部である大地震に伴う雹
(黙示録16章21節)も、明らかに氷で構成されます。
[4] ギリシャ語の 「ハラザ カイ ピュール」(雹と火)は、
「二詞一意(hendiadys)」と して知られている表現法が使われていて、
二つの言葉をもってそれぞれの主要な特徴を重ね合わせている単体を表現します。
(つまり燃える隕石のことです)
ソドムとゴモラに降った 「火と硫黄 」の場合と同じで、
火と硫黄の破片が別々ではなく、硫黄が燃えていたと解すべきです。
--パート35に続く
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よくよくあなたがたに言っておく。
わたしの言葉を聞いて、わたしをつかわされたかたを信じる者は、
永遠の命を受け、またさばかれることがなく、
死から命に移っているのである。
(ヨハネ5:24)
感謝します
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(備忘録)
今日は夏至ですね
一年で一番昼間が長い日だけど、朝から雨で一日中夕方みたいで残念
昨日は三男さんがお休みだったので、長女さんと三人で
回転寿司をごちそうしてもらいました
あまり外食はしないのですが、歩いて行ける所にお店があるので
こうして一緒に夕食を食べに行くのは久しぶりで
帰りはコンビニで好きなアイスを買って、
夕暮れの空の下をぶらぶら歩いて帰りました
お寿司も美味しいけど、私はこういう時間がとても好きです
それにしても、何だかいつも、何か何かのハプニングがあって
それが思い出にも残るのですが、
今回は注文した品が届いていないのに、「済み」とされたのが3度もありました
しかも三男さんと長女さんが一番好きな物で、一番先に注文していただけに
「どうして?!」となったのですが、厨房も忙しかったのでしょう
結局謝るのはホールの担当になってしまうので、大変だなぁ…と思いました
それと、最近便利で合理的なシステムが通常化してきましたが
やはり、人と人の関りの希薄さが少し寂しいなぁ・・・
と感じるのは歳のせいでしょうか
「ありがとうございました」の心のこもった声を聞きたいなぁ・・・
人の声も機械音に聴こえることが気になる
今日この頃でした
心からの言葉を伝えたいものです
ありがとう
ごちそうさまでした
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「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」ですね
ストケシア
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この子もゴールデンレトリバーだけど
サリーちゃんと言います
美人さんですね
また来るね
今日もありがとう~