(ひとしずく・⑯II.艱難期の始まり 第3部A)‐不法の秘密、惑わす力‐ | sarah‐mercy

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からの続きです

 

 来たる艱難期 第3部A パート16

 

艱難期の始まり  (ヨハネの黙示録8章1節~11章14節 )

                    

                       ロバート・D・ルギンビル博士著より

 

 「不法の秘密」が解かれる 続き

 

御霊の抑制の働きが一時的に取り除かれたとしても、これまで見てきたように、

神はご自分の民を支えがないままにされることはありません。

144,000人は特別な御霊の封印を受け、

その御霊の封印を受けたすべての信者に対する神の備えと保護が、

途切れることなく続くと、私たちは確信しています。

第二コリント1章21-22節エペソ1章13-14節4章30節

 エゼキエル9章1-11節ヨハネ6章27節,14章16-17節第一ペテロ1章1-2節を参照)

 

しかし、だからといって、信者を含む地上のすべての住民にとって、

生活が根本的に圧迫されるようになる事実は変わりません。

艱難期の極悪非道な活動(以前はかなり抑制されていた)が、

人間の罪深さ(現在は聖霊の抑制下にある)と相まって、

我々の経験では前例のない方法で解き放たれ、「不法の秘密」が完全に明らかになるのです。

 

この「不法の秘密」は、聖書が言うようにすでに働いており、

現代に見られるような世界的な悪の傾向の加速の主な原因となっています。

しかし、艱難期には現在与えられている抑制がないため、

その影響は桁違いに激しくなり、現在では想像もできないような大きな圧力を信者に与え、

(私たちの研究課題である)大背教を大きく促すことになります。 

 

このようなことを考えるのは難しいかもしれませんが、

(そして、それに耐えるのはもっと難しいでしょう)

私たちの主の再臨に先立つ産みの苦しみである艱難期の神の目的の大部分は、

サタンの支配下での抑制無しでの人類の状況の例を、

イエス・キリストの千年間の完全な支配下での人類の状況と

直接対比することであることを覚えておく必要があります。

マルコ13章8節;マタイ24章8節

エデンの園と(神が支配し、人類が従う)千年後のエデンの間に、[1]

 

悪魔の支配に従う人類の惨状を、その間の世界の歴史を通して

はっきりと見ることができるのです。

そして、サタンの支配の悪が、サタンが最も支配し、

神の抑制が最も弱い時である艱難期ほど明白で恐ろしい時はありません。

(その後に続く千年王国との対比がより鮮明となる)[2] 

 

また、艱難期を個人的に体験するのが非常に困難で、

「腹には苦く」なる主な理由の一つは、

そこで人類に及ぼされる異常な圧力がどっちつかずの中立の場を残さず、

地上に住むすべての人を神か悪魔のどちらかに妥協を許さない

忠誠を強いるからであることを、このシリーズの最初から指摘してきました。

 

この集中的で比類のない二極化の道具となるのは、

「不法の秘密」の重要な副次的現象、すなわち、

神がその時に不信仰な世界に送る「惑わす力」です。

この将来の「惑わす力」は、第一ヨハネ4章6節にある現在機能している

(今見てきたように、「不法の秘密」の同義語である)

「迷いの霊」を一歩超えたものです。(聖霊の抑制の働きの停止によって)

 

不法に対する抑制が取り除かれると同時に、この「惑わす力」は、

人間の自己欺瞞を助長する独特のものであり、世界中の未信者を、

悪魔の地上の手先である反キリストに仕えさせて、

かつてないほど悪魔に積極的に忠誠を誓うように駆り立て、

(キリストを通しての)神への信仰から離れ、(道徳、法律、ナショナリズムといった)

神の制度から離れた人間の真の不法の本性が、まざまざと明らかになるのです。[3] 

 

 その時になると、不法の者(すなわち、反キリスト)が現れる。

  この者を、主イエスは口の息をもって殺し、

 [栄光ある]来臨の輝きによって滅ぼすであろう。

  不法の者が来[て出現す]るのは、サタンの働きによるのであって、

 あらゆる偽りの力と、しるしと、不思議と、

  また、あらゆる不義の惑わしとを、

  滅ぶべき者どもに対して[設計されたことを]行うためである。

 彼らが滅びるのは、自分らの救となるべき真理に対する愛を受けいれなかった報いである。

  そこで神は、彼らが偽りを信じるように、

 迷わす力を送り(すなわち、それを促進し)、 こうして、

  真理を信じないで不義を喜んでいたすべての人を、さばくのである。 

                            (第二テサロニケ2章8-12節) 

 

この箇所は、反キリストがサタンの 「力」によって歴史の表舞台に登場し、

あらゆる欺瞞的な活動と関連付けられるのと同様に、

その時代の不信仰な世界が、これらの欺瞞を信じ、

反キリストに熱中するのを早める特別な「力」を受けることを示しています。

このようなサタンによる反キリストの力と、彼の欺瞞に力を与える偽りのしるしと奇跡は、

これまで見てきたように、御霊の抑制の働きが取り除かれることによってのみ可能となります。

 

しかし、世界に完全な二極化をもたらすために、

誰が神のために、誰が悪魔のためにいるかを疑う余地もなく明らかにするために、

神ご自身も、未信者に(神と神の真理をすでに拒絶しているすべての人々)

特別な「惑わす力」を送り、その結果、

彼らは反キリストと彼が象徴するすべての悪魔的な嘘を受け入れるようになります。

(したがって、現在の広大な中間地帯にいる、イエス・キリストのためには何もしない、

 信仰を持たない善良な市民を中立的な立場から排除することになります。

 現在のところ、道徳的で法律を守っており、ほとんどの場合、

 悪魔の大義を支持することに過度に積極的ではありません) 

 

ここで「惑わす」と訳されているギリシャ語pláne(πλάνη)は、

第一ヨハネ4章6節にある「迷いの霊」というフレーズで使われているものと同じです。

(文字通りには「さ迷い」です; 天空を「さ迷う」「惑星」と比較)

この文脈では、「惑わし」が悪魔の嘘の総体を表していることが分かりましたが、

ここでも同じことが言えます。

しかし、将来の出来事について述べているこの箇所と、

現在の悪魔の影響について述べている他の箇所との違いを明らかにするために、

これらの箇所からわかりやすい聖句を引用しておきます: 

 

「不法の秘密」 (第二テサロニケ2章7節)= 不法に導く現在の悪魔の影響。

 (あらゆる形の神の真理に対する積極的な拒絶) 

 

「迷いの霊」(第一ヨハネ4章6節)= 現在の悪魔の影響は、

  あらゆる形態の神の真理から 「さ迷わせ」ます。 

 

「反キリストの霊」(第一ヨハネ4章3節)= あらゆる方法で神の真理を拒否する

  反キリスト的な行動につながる現在のサタンの影響力です。 

 

「サタンが[反キリストに]力を与えること」 (第二テサロニケ2章9節)

                     獣が将来サタンに力を与えられること。 

 

「惑わす力が送られる」(第二テサロニケ2章11節) =将来、艱難期において、

  不信者が上記三つの聖句にある悪魔の影響を受けやすくなるように、神が促進すること。  

 

「惑わす力が送られる」は、

被造物の自由意志を神が助長するものであるという重大な事実が、

大きく広く誤解されてきました。

(それは主要な訳版のほとんどで誤訳されていることに表れています:

「強い錯覚」KJV、「強力な錯覚」NIV、「錯乱させる影響」NASB)

 

従来の「錯覚」という概念に焦点を当てた翻訳では、

1)これは不信仰者の(選択権を覆すものというより、むしろ)

  自由意志を促進するものである、

2)これは悪魔を信じ、仕える力を与えるものであり、

 サタンからではなく神から来るものである、という二つの重要なポイントを見逃しています。

 しかし、艱難期の「惑わす力が送られる」ことは、まさにこの二つの重要な側面によって、

 現在の世界における悪魔の影響力を扱う他の三つの表現と区別されるのです。 

 

第一、ここで言う「惑わし」「迷い」は、

この力を受けた未信者の側の能動的な行動であって、受動的な経験ではありません。

つまり、未信者の意志に反して侵害されるのではなく、

むしろ、その時の世界がそうするほど、彼らがサタンを信じて仕えることができないように

神が<あらかじめ>設けてある障壁を、突破する力が与えられるのです。

エレミヤ5章5節ホセア4章2節参照)

彼らは神の真理から悪魔と反キリストの腕の中に

「さ迷い込む自由」を例外的に与えられますが、そうしたいと思うのは完全に彼ら自身、

彼らの選択、彼らの自由意志から来るのです。

 

第二、この力は神から来るものですが、それは決して神の義に反するものではありません。

神は出エジプトのパロになさったように出エジプト14章4節)、

艱難期の不信仰な世界にも一線を越えないように注意深くさせる現在の心理的障壁をも、

突破させるような特別な能力を与えられるに過ぎないのです。

これは現在、様々な形で世界で起こっている課題に過ぎません。

 

もし誰かが突然、栄光のイエスや聖なる玉座の全能の神を見たなら、

間違いなく崇拝と「信仰」をしてしまうことでしょう-

しかしいわゆる「自由な選択」からそうするのではありません。ヤコブ2章19節参照)

神の栄光、神の真理の圧倒的な現実が、必然的に世の目から隠されているのは、

神に対する選択、キリストに対する選択が心からなされ、

すべての人の正当な自由意志の真の反映となるためです。

 

同じように、人間の良心と、法の力に対する人間の正常な恐れは、

不信心な人類の大多数を抑制する強力な力です。

法と秩序が崩壊するたびに略奪と無法状態が激化するように、

艱難期には、不信仰者が恐怖と不吉な予感に打ちのめされたり、

法的・社会的圧力に妨げられたりせずに神の真理からさ迷うことができる

心理的・物理的余裕が劇的に増え、その結果、

イエス・キリストに対する信仰を持たない人々は、

ほぼ全員一致で反キリストに忠実になるのです。 

 

 


[1] 『サタンの反乱』第1部「サタンの反乱と堕落」第II.6「七つのエデン」参照。 

[2] 「来たる艱難期」 第1部「はじめに」第1節「艱難期の定義と概要」

  第2節「文脈における艱難期」「サタンの反逆と神の計画」参照。 

[3] 『サタンの反乱』 第4部「サタンの世界システム」のII.7節

  「サタンの影響を抑制するものとしての法とナショナリズム」を参照。 

 

--パート17に続く 下差し

 

 

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今日は朝から強い風ですね

最近、明け方に夢を見るのでなかなか早く起きれなくなったのですが

今朝は風の音で目が覚めました

台風の影響かな・・お出かけの際は気をつけて

家の周りに飛んでいくものがないかも注意してくださいね

お祈りしていますお願い

 

      

      何日か前の夕景

       茜色の空になりました

 

 

 

真っ赤だね!

 

         ブラシの木って、本当にブラシみたい!

      

 

 

こんな日は、何故か(私)”カレーが食べたくなるなぁ”カレーと思っていたら、

三男さんが帰って来て「カレー食べたいなぁ」カレーと言った

すると、長女さんが「はい、今日はカレーですよ~」カレー

思いが同じになるこんな時が、ちょっと面白いなって思うのです

 

でも、長女さんはカレーが嫌いだけど

作ってくれるんですよね (ありがとうね飛び出すハート

2箱12皿分なのに、何故か二人で食べて二日でなくなってしまう(どうゆうこと!?

次の日はカレーうどんが美味しいよねグッ

暑い日は、熱いラーメンも美味しいOKラーメン

 

(食べ物の話題になってしまいましたあせる

 

 

南国の雰囲気~やしの木

        

 

 

 

     ザクロがこんなにたくさん実をつけるのかなぁ音符

     

                クローバー*:..。o○☆゚・:,。*クローバー

 

 

 

   お、チョビくんネコ

   

(昨日の猫ちゃんとは別の猫ちゃんです 鼻の横にある黒い点がチャームポイント)

   また来るねバイバイ         

   

   今日もありがとう~ラブラブ