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IV. 七つの封印 (ヨハネの黙示録6章1-2) 第2部B パート25
ロバート・D・ルギンビル博士著 より
https://ichthys.com/Tribulation-Part2B.htm#1.%20The%20White%20Horse:%20Antichrist's%20Conquests
1. 白い馬:反キリストの征服
ヨハネの黙示録6章1~2節
(1)小羊がその七つの封印の一つを解いた時[第一の封印]、
わたしが見ていると、四つの生き物の一つが、雷のような声で
「きたれ」<「来て、見なさい」-欽定訳>と呼ぶのを聞いた。
(2)そして見ていると、見よ、白い馬が出てきた。
そして、それに乗っている者は、弓を手に持っており、
また冠を与えられて、勝利の上にもなお勝利を得ようとして出かけた。
白い馬は、反キリストとその軍勢による軍事的侵略の流れを象徴しています。
ローマ帝国の勝利の色である白は、復活したローマの支配者である
反キリストの征服の成功を表すのに最も適しています。[1]
これは艱難期の最初の大きな傾向で、反キリストの最初の領土拡大は、
明白な軍事手段と欺瞞、策略、ゲリラ戦術によって達成されるのです。
(以下に見る弓の背後にある象徴;参照:ダニエル11章21~45節)
この傾向は、(そして、実際、反キリストの到来と出現)
この霊の抑制の封印が解かれなければ起こり得ません。(第二テサロニケ2章1-8節参照)
白い馬の騎手はキリストではなく、
反キリストであることを理解することが重要です。
その名が示すように、反キリストは多くの点で「偽キリスト」であり、
極悪非道な偽者で多くの人を欺くでしょう。
したがって、艱難期の初めの反キリストの姿とその傾向が、
私たちの征服者である主と似ていることはよく理解できます。
(黙示録19章11-16節参照)
反キリストは冠を被っていますが、それは運動競技の花輪で、
(ギリシャ語のステファノス:στέφανος)
メシアが被る複数の王冠に比べると量も質も劣っています。
(黙示録19章12節のギリシャ語のディアデーマ:διάδημα)
反キリストは艱難期の初めに現れて、
永続することのない王国を征服するのに対し、(第一の封印)
メシアはその終わりに勝利して、(再臨において)
終わりのない王国を勝ち取るのです。
そして、反キリストには「弓」が与えられています。
この武器は、聖書的にも歴史的にも、しばしば卑劣な意味合いを持っています。
つまり、弓は古代世界ではゲリラ的な武器であり、
大胆な対決の武器というよりは、むしろ忍び寄る武器です。
(メシアの口から直接出る印象的で鋭い大剣とは対照的です)
この区別は、ヨハネと同時代の人々にも理解されたはずです。
スキタイやパルティアの弓兵は実戦力があり、
ギリシャ・ローマの「フェアプレー」の枠を超えており、
黙示録の本来の読者には間違いなく否定的な意味合いを持つものでしょう。
このような反キリストの武器は、
ダニエル書の反キリストの陰湿で狡猾な権力獲得に関する記述と一致しており、
明白な軍事的征服と同時にテロ、クーデター、脅迫によって達成されます。
(参照:ダニエル11章21節~)
また、ハルマゲドンに先立つ艱難期のイスラエル侵略に関するエゼキエルの記述では、
反キリストは「ゴグ」という異邦人の総称で、
弓を携えているように描写されています。
(1)人の子よ、ゴグに向かって預言して言え。
主なる神はこう言われる、
メセクとトバルの大君であるゴグ(すなわち、反キリスト)よ、
見よ、わたしはあなたの敵となる。
(2)わたしはあなたを引きもどし、あなたを押しやり、北の果から上らせ、
イスラエルの山々に導き、
(3)あなたの左の手から弓を打ち落し、右の手から矢を落させる。
(エゼキエル書 39章1-3節)
最後に、私たちの主についての記述に見られる肯定的な要素-
燃えるような目、印象的な白い衣、威厳のある名前などは皆無です。
(黙示録1章12-16節, 黙示録19章11-16節を参照)
征服としての反キリストのこの最初の記述には見当たりません。
このシンボルは、最初は威厳があるように見えますが、
よく見ると空虚であることがわかります。
反キリストも同様で、畏敬の念を抱く世界から礼賛を要求し、受けますが、
かえって自分の従者をただ完全に破滅に導きます。
(第二テサロニケ2章1-12節参照)
[1] 反キリストの王国は、ダニエルの第四の獣である復活したローマのことです。
(ダニエル2章40-43節とダニエル9章26節を参照してください)
ローマの勝利の色(特に白馬)としての白の象徴については、
H.B.スウェートの『聖ヨハネの黙示録』(ケンブリッジ1908年)93: "cf.Verg. Aen. iii.537'quattuor hic, primum omen, equos in gramine vidi | tondentes campum late candore nivali'; on whichServius remarks, 'hocad victoriae omenpertinet'"(太字ハイライトは追加)
<上記のラテン語の機械翻訳→93: 参照:Verg. Aen. iii.537「この四つの最初の前兆、
私は雪のように白い馬が草原の草を広く食い尽くしているのを見た」;
これについてセルウィウス(Servius)は「これは勝利の前兆である」と指摘。>
--パート26に続く
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黙示録6章1節、2節の、白い馬に、冠を被って弓を手に持って、
勝利の上にもなお勝利を得ようとして出かけた・・・
いかにも威厳があって強そうなイメージですよね
しかし、これは「偽キリスト」であることは間違いないようです
やがて、多くの人を欺くことになるということを、
覚えていてほしいです
御子は神の栄光の輝きであり、
神の本質の真の姿であって、
その力ある言葉をもって万物を保っておられる。
そして罪のきよめのわざをなし終えてから、
いと高き所にいます大能者の右に、座につかれたのである。
(へブル1:3)
感謝します
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風は冷たかったけど、日向は暖かいね
猫ちゃん逃げなくてもいいよ ゆっくり日向ぼっこしてね
今日もありがとう~