(ひとしずく・24 IV. 七つの封印 第2部B)‐ヨハネの黙示録6章‐ | sarah‐mercy

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IV. 七つの封印 (ヨハネの黙示録6章1-17節) 第2部B パート24 

 

https://ichthys.com/Tribulation-Part2B.htm#IV.%20The%20Seven%20Seals:%20Revelation%206:1-17 

                        ロバート・D・ルギンビル博士著 より

 

この七つの封印は、まず第一将来の艱難と

その特徴的な傾向に対する聖霊の抑制の働きを表していること、

そして、第二これらの封印は、栄光の千年王国の始まりにあたって、

イエス・キリストが再臨されることを世界に啓示する「本」

これまで封じ続けてきたことを思い出してください。

 

主の再臨と統治は、艱難期と呼ばれる、預言されていた悪魔の暴走期と

それに対する神の裁きの期間の後にのみ訪れることができ、

神、特に小羊が封印を解くまでは、(つまり、七つの聖霊の抑制が解かれる)

<最後の七年間の>艱難期が起こることはないのです。

 

この二つの視点は、6章の個々の封印が解かれるのを考える上で重要です。

なぜなら、このプロセスはしばしば誤解され、

誤って解釈されてきたからです。 

 

封印が解かれること、それに伴う事柄について最初に注意すべきことは、

後述の「リアルタイムの<時間の経過と共に起こる>」出来事である

ラッパとは(これらはしばしば間違ったグループ分けや比較がされている)

全く対照的に、これらの封印は時間の経過と共に起こる出来事としての記述でもなく、

特定の神の裁きを表すものでもありません。

(但し、艱難期全体における出来事すべてを裁きとして捉えるなら別ですが)[1] 

 

それどころか、6章の6つの封印がそれぞれ開かれると、

艱難期が始まるとどのような事態が展開するかを予告し、

そして、終末の開始を阻止していた最後の障壁である第七の封印が解かれて、

ついに幕開けとなるのです。

 

第6章の6つの封印は、7年間を特徴づける恐ろしい苦痛と破壊の主要な傾向の

(反キリストの悪魔的活動とそれに対する究極の神の対応の)経過順の概観であり、

第1から第4の封印の傾向は艱難期前半に完全に現れ、

第5と第6は後半または「大艱難期」に取っておかれます。

 

このように、黙示録の読者は、六つの封印に注意を払い、

理解することによって、第七の封印が解かれて艱難期が始まる前から、

起こらんとするすべての出来事の枠組みを捉えることができるのです。 

 

第1から第4の封印のいわゆる「四騎兵」は、(第5と第6の封印と同様に)

艱難期における特定の傾向を表す象徴であり、

それ自体が実体として実在するわけではありません。

この節は、多くの英語版で繰り返し見られる誤訳のために、

特に重要なポイントです。<欽定訳では「来て、見なさい」となっています>。

 

以下の翻訳で分かるように、四つの生き物はそれぞれの「騎兵」に対して

「来なさい!」という命令はしておらず、

実際にはヨハネに対して「来て、見なさい!」という二つの言葉によって命じているのです。

(4度とも、命令の後に、象徴的な騎兵が、ヨハネがそれを見て、

 考察し、記録するために現れます)

 

聖書、特に預言書では、教訓をより理解しやすくするために、

このような象徴、つまり非定形の実体や事象を絵像化することは珍しいことではありません。

ダニエル書2章の獣は来るべき世界の王国を、

 ゼカリヤ書5章の女は邪悪を象徴しています)

さらに、ヨハネの黙示録は、まさにこのような比喩や「教えのたとえ」に満ちています。

(例えば、黙示録12章の女イスラエル)

 

このように、「四騎兵」とゼカリヤ書の(1章と6章それぞれの)

乗り手と戦車隊はしばしば直接的な類似性が指摘されますが、

両者の間には重要な違いがあります。

ゼカリヤ書に登場する騎手は、いずれも実在の天使であり、

神によって特定の任務に送り出された神の使者、代理人ですが、

黙示録6章に登場する「四騎兵」は実在の人物ではなく、

反キリストという人物を通じて悪魔が直接支配することによって生じる、

艱難期のある傾向を表している象徴です。

 

この「四騎兵」エゼキエル書14章21節「四つの致命的な裁き」との比較から

よく引用される類似点を考えてみると、同じようなものだとわかります。

エゼキエル書の四つの神の裁きは、悪に対する神よりのものですが、

これらの「四騎兵」の動向は、

無制限の悪魔の活動から生じる地上の包括的な呪いなのです。 

 

確かに、騎兵はゼカリヤの天使の乗り手のように急速に広範囲を移動するので、

急速かつ完全な増殖というテーマは、彼らと「四騎兵」の両方に共通しています。

また、反キリストの極悪非道な台頭による混乱は、

エゼキエル書14章に述べられている神の直接的な裁きによって引き起こされる状況と

非常によく似ていることも事実です。

これらの箇所は似ているように見えますが、

最初のゼカリヤ書ヨハネの黙示録を対比してみると、

実際の神の代理人対、悪魔的傾向の象徴、

第二の例では、神の審判(エゼキエル書)対、サタンの引き起こした呪いとなります。

(ヨハネの黙示録における反キリストの支配に関連する呪い)

 

つまり、「四騎兵」は象徴として、

また預言されている影響をもたらすものとしてユニークな存在なのです。

なぜなら、艱難期は、

(主が語られたように、またこのシリーズの最初から強調してきたように)

人類の歴史の他のどの時代とも性質も程度も異なる、

悪魔の独特な支配の時代となるからです。[2] 

 

 その日には、神が万物を造られた創造の初めから現在に至るまで、

 かつてなく今後もないような患難が起るからである。

                           (マルコ13章19節) 

 

「四騎兵」とは、反キリストが権力を握り、

悪魔の王国を統治するのに伴う一連の傾向であり、

7年間の艱難の前半に起こる定められた活動パターンを表しています。

一方、第五と第六の封印は、艱難期の後半、

すなわち「大艱難」の最も重要な出来事、すなわち大迫害(第五の封印)

それに対する神の応答(特に再臨に伴う七つの「鉢の裁き」とハルマゲドンの最後の裁き)

を表しています。

このように前半の動向(封印1-4)と後半の出来事(封印5-6)を区別することによって、

なぜ「四騎兵」しか登場しないかが説明できます。

 

つまり、騎兵はこれまでほとんど抑制されていた悪魔の支配の悪を象徴して

(これは艱難期前半の焦点となる)いますが、

艱難期後半の特定の出来事を象徴するには不適切で混乱を招きます。

 

第七の封印(黙示録第八章)は、最後の封印として、

最初の六つの封印が予告した艱難期の動向と出来事の実際の始まりを象徴しているので、

全く異なる象徴性を持っています。

 

以下、それぞれの封印を個別に扱っていきますが、

この時点で概要を知っておくと便利でしょう。 

 

艱難期の前半(4つの主要な傾向): 

 

   1.白い馬反キリストによる征服戦争と侵略の傾向 

 

   2. 赤い馬民衆の不和無法状態と政治的不安定化の傾向 

 

   3. 黒い馬経済的制約経済的混乱と飢餓の傾向 

 

   4. 薄緑色の馬(青白い)加速する死亡率:疫病と死者続出という傾向 

 

大艱難(二つの大きな出来事): 

 

   5. 殉教:大迫害(反キリストと彼の信奉者による)

 

   6. 審判:再臨(その前兆的、付随的な審判を含む) 

 

 


[1] やがてわかるように、ラッパと鉢はともに、実際の神のさばきの周期を表しており、

 ラッパは(エジプトに対する十の災いのような)序幕のための一連の警報を、

 鉢は再臨に先立つ神の最後の警告の前奏を表しています。 

[2] 第1部「はじめに」I.2.a項「艱難」参照。 

 

--パート25に続く下差し

 

 

 

 

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昨日の強風は台風並みでしたね

皆さんのお住いの地域はどうだったでしょう

午前中は良く晴れて青空だったので、

「本当に予報通りお天気悪くなるのかなぁ?」

と、思うくらいでしたが、

空は一変に暗雲に包まれてきました

暖かいうちにウォーキングして買い物もできて良かったです

予報でのあらかじめの心構えと、予測行動は慌てずに済みますね

 

昨日は強風で家が揺れ、今日は地震で家が揺れました(震度4)

信仰の揺れがないように、御言葉に目を留めていたいです

 

今日も守られていることに

感謝します

*:..。o○☆゚・:,。*

 

 

 

 

 

菜の花の奥に見えるのは桜の木(ソメイヨシノ)ですが、

菜の花と一緒に咲いているのを見れるかなぁ音符

 

 

人懐っこい子で、通りかかると「遊んで行くんでしょ!?とばかりに

駐車場の入り口に急いで走って行き、待っています

でも、いつもそのまま通り過ぎるので

「あれはてなマーク来てくれないのはてなマークって表情のまろ君ですわんわん

バイバイ又来るね~音符

今日もありがとう~ラブラブ