(ひとしずく・黙示録シリーズ・クラス1 パート8)<預言について②> | sarah‐mercy

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右差し(ひとしずく・黙示録シリーズ・クラス1 パート7)<預言について①> からの続きです

 

黙示録シリーズ・クラス1 パート8

 

(4月29日 午前中のクラス)

 

<預言について>

 

二つ以上のイベントが一緒に述べられている預言について、

もう少し見ていきたいと思います。

これは二重預言と呼んだりもするのですが、その中でも有名なのが、

エルサレムが軍隊に包囲されるという預言です。

ルカ21章20~22節と、マタイ24章15~21節を見てみましょう。

 

 エルサレムが軍隊に包囲されるのを見たならば、

 そのときは、その滅亡が近づいたとさとりなさい。

 そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。

  市中にいる者は、そこから出て行くがよい。

  また、いなかにいる者は市内にはいってはいけない。

  それは、聖書にしるされたすべての事が実現する刑罰の日であるからだ。

                                 (ルカ21章20~22節)

 

 

  預言者ダニエルによって言われた荒らす憎むべき者が、

  聖なる場所に立つのを見たならば(読者よ、悟れ)、そのとき、

  ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。

  上にいる者は、家からものを取り出そうとして下におりるな。

  畑にいる者は、上着を取りにあとへもどるな。

  その日には、身重の女と乳飲み子をもつ女とは、不幸である。

  あなたがたの逃げるのが、冬または安息日にならないように祈れ。

  その時には、世の初めから現在に至るまで、

 かつてなく今後もないような大きな患難が起るからである。

                            (マタイ24章15~21節)

 

 

 これはイエス様が、イエス様の再臨と終わりの時の前兆について

弟子たちに語られたものですが、

このエルサレムが軍隊に包囲され崩壊されるという出来事は、

それから約40年後の紀元70年に起りました。

ティトゥス将軍率いるローマ軍がエルサレムを包囲し、滅亡させたのです。

ですから、これをすでに成就した預言と捉えてしまいそうになるのですが、

これは中間成就と言われるもので、最終成就は終わりの時に起るのです。

 

イエス様が語られている

「聖書にしるされたすべての事が実現する刑罰の日」

とか

「その時には、世の初めから現在に至るまで、

 かつてなく今後もないような大きな患難が起る」という言葉からも、

これは終わりの時のことであることがわかると思います。

 

ところで、イエス様が

「預言者ダニエルによって言われた荒らす憎むべき者が、

 聖なる場所に立つのを見たならば」

と語られていますが、そのダニエルの預言は11章31節にあります。

 

 彼から軍勢が起って、神殿と城郭を汚し、常供の燔祭を取り除き、

 荒す憎むべきものを立てるでしょう。

                  (ダニエル11章31節)

 

イエス様が引用されているように、

これも終わりの時に関することなのですが、実は旧約の時代、

つまりイエス様が地に来られる以前の紀元前165年に、

この預言の成就と思われるようなことが起っていたのです。

それは、アンティオコス4世(セレウコス朝シリアの王)がエルサレムを襲撃し、

神殿の祭壇に像を立て、この像に豚の血を捧げ侮辱したという出来事です。

 

ということで、

預言が二重の出来事を語っている場合があることを知らない人達は、

このダニエルの預言は終わりの時のことではなく、

すでに成就されたものであると主張するのですが、

イエス様が終わりの時の預言としてこれを語られているので、

この預言の最終成就は終わりの時となるのです。

 

最後にもう一つ、イザヤ書の13章を見てみましょう。

 

 あなたがたは泣き叫べ。

 主の日が近づき、滅びが全能者から来るからだ。
 
それゆえ、すべての手は弱り、すべての人の心は溶け去る。

 彼らは恐れおののき、苦しみと悩みに捕えられ、

 子を産まんとする女のようにもだえ苦しみ、互に驚き、顔を見あわせ、

 その顔は炎のようになる。見よ、主の日が来る。

 残忍で、憤りと激しい怒りとをもってこの地を荒し、

 その中から罪びとを断ち滅ぼすために来る

 天の星とその星座とはその光を放たず、太陽は出ても暗く、

 月はその光を輝かさない。

 わたしはその悪のために世を罰し、その不義のために悪い者を罰し、

 高ぶる者の誇をとどめ、あらぶる者の高慢を低くする。

 わたしは人を精金よりも、オフルのこがねよりも少なくする。

 それゆえ、万軍の主の憤りにより、その激しい怒りの日に、

 天は震い、地は揺り動いて、その所をはなれる。

                       (イザヤ13章6~13節)

 

これはバビロンについての託宣で、

これもすでに成就した預言と思ってしまうのですが、

「天の星とその星座とはその光を放たず、

 太陽は出ても暗く、月はその光を輝かさない。」

と天体の異変についても触れていて、

マタイ24章黙示録に書かれていることと共通しています。

ですから、これも実際のバビロンの滅亡と、これから起る主の日、

終わりの時についての預言が重なっています。

次はイザヤ14章を読みます。

 

 主はヤコブをあわれみ、イスラエルを再び選んで、これをおのれの地に置かれる。

 異邦人はこれに加わって、ヤコブの家に結びつらなり、

 もろもろの民は彼らを連れてその所に導いて来る。

 そしてイスラエルの家は、主の地で彼らを男女の奴隷とし、

 さきに自分たちを捕虜にした者を捕虜にし、自分たちをしえたげた者を治める。

 主があなたの苦労と不安とを除き、またあなたが服した苦役を除いて、

 安息をお与えになるとき、あなたはこのあざけりの歌をとなえ、

 バビロンの王をののしって言う、

  「あの、しえたげる者は全く絶えてしまった。

  あの、おごる者は全く絶えてしまった。

                    (イザヤ14章1~4節)

 

イザヤはバビロン捕囚の百何十年も前に、

イスラエルの民がバビロンに捕囚されることを預言しています。

しかし、捕囚されるということだけではなく、

その後、イスラエルの民が捕囚から解放され、回復し、

バビロンの王が裁かれることも預言されています。

「あの、しえたげる者は全く絶えてしまった。

 あの、おごる者は全く絶えてしまった。」

とありますが、これは実在したバビロンの王のことでもあり、

また終末に滅ぼされることになっているアンチキリストや悪魔のことでもあります。

次は少し飛ばして12節から読みましょう。

 

 黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。
  もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。
 あなたはさきに心のうちに言った、

 『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、
 北の果なる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』。

  しかしあなたは陰府に落され、穴の奥底に入れられる。

                           (イザヤ14章12~15節)

 

「黎明の子、明けの明星」というのは悪魔のことです。

「あなたは陰府に落され、穴の奥底に入れられる」とあります。

 

これは黙示録にある預言、

「またわたしが見ていると、ひとりの御使が、

 底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。

 彼は、悪魔でありサタンである龍、

 すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、

  そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、

 千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。」

                                 (黙示録20章1~3節)

と通じるものがあり、悪魔の結末について語られているところです。

 

そして、

『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、

 北の果なる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』

とありますが、

これは神に反逆しているサタンの思いです。

これは新約のほうには書かれていないです。

ですから旧約と新約の預言を合わせ見ていくことで、

さらに詳細がわかってくるということです。

 

右差し続く(ひとしずくひとしずく・黙示録シリーズ・クラス1 パート9)<預言について③> 

 

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追記:

夕方、急に雷雨となって驚きましたね

丁度、空の雲が走り始めたので、気になってリビングから外を眺めていたら

庭に居たももちゃんと目が合って「ももちゃ~ん」と思った瞬間

ピカッハッ雷ゴロゴロッ雷ガーン

ネコダッシュ慌ててセカンドハウスに飛び込み危機一髪ビックリマーク

夕方の帰宅時間に皆さんは大丈夫だったでしょうか

変わりやすい天候なので、十分お気を付けくださいね

お祈りしていますハート

 

 

(2019年6月ももちゃん

 

 

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今日もありがとう~ラブラブ