こんにちは

山東省編 その5の続きです。
お付き合い頂けましたら幸いです。
この日は車をチャーターし(Aさんにお任せ、感謝です)以下の場所を観光。



途中、車窓から撮った写真
ところでドライバーさんは
「斉の長城?場所よく分からない」
って感じでしたが、出発時にスマホのチャットアプリでドライバーグループに質問を投げ、色んな人から情報をキャッチしながら走ってくれました。
便利な使い方ですね!
尚、文字打ちじゃなく、お互いボイスメッセージ使っており、運転にもあまり支障なさそうでした。多分。
暫く走り、だんだんと山に入って行きます。
この辺り岩が多い。
古そうな橋
入場料を支払い、中へ。
ここからは歩きです。
(後で分かったけど実は途中まで車も入れたらしい)


ここから登りの始まりです。
笑顔で登る余裕のAさん!
整備されてるように見えますが、砂利で滑りやすい道でした。
登山靴履いて行って良かった。。
心臓破りの坂?を制覇すると、


やっと着きました!
正直言ってもっと立派なのを勝手に想像していたV子。
でもこの辺りのは春秋時代着工の中国最古の長城。
2,500年も残っているのはすごいです。
そして個人的には、変に手を加えていないのも良い感じ。
しかも
案内板を見ると
「孟姜女哭長城」の伝説はこの場所との事。
、、って私もよく知らないのですが
孟姜女は秦の始皇帝時代の人物。
長城の建設労働で命を落とした夫の死を悲しみ、慟哭したところ、長城が崩れてその下から夫の亡き骸が見つかったという有名な伝説だそうです。
(長城の建設は過酷で、命を落とす労働者も少なくなくて、遺体を長城の下に埋めながら建設したとか。。)
「孟姜女哭長城」は昔から劇や詩や歌など、色んな作品が残されているようです。
という事で、この辺りは孟姜女に崩されたのでしょう
(?)


右に進むと、新長城があるらしい。
ここで索道(Cableway)の文字発見。
こちらケーブルカーでも登れたみたいです。
この橋を渡ります
橋から見下ろすと
登って来た道が見えます。

長城ですから、ずーっと先まで続きます。
見渡す限り稜線に沿って長城が築かれています(スマホ写真だとよく分かりませんが)。
一帯一路という現代のシルクロード構想でもって、幾つもの国を巻き込み西の彼方まで経済力(軍事力も?)を拡げようとしている現在の中国さん。
ヨーロッパまで陸続きであるからこそ、昔から西からの侵入に備えて来たからこその発想かな〜と、この景色を見ながら勝手に思いました。

まあ、陸続きじゃないアフリカとか南米とかにも影響力を強めていってますが

下ったところ。
これから岱廟へ向かいます。
~~~~~~~~~~~
【関連の日記】宜しければご覧下さい^^
~~~~~~~~~~~
〜山東省編 その7に続く
最後までご覧頂きありがとうございました
