【広東省新会】その1〜南宋ゆかりの絶品ローストグースに出会い、その後ガチョウの襲撃を受ける笑 | 美味ホンコン探検隊

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ホンコン在住20年、V子の香港日記。

こんにちはニコニコ

高速鉄道が香港に乗り入れたことで、思い出しました。新幹線

昨年、広東省江門市新会区に行きました。
広州に前泊して行ったけど、今は香港から高鉄を使えばかなり時短できるはず。

“ビフォー高鉄”(香港段)の記録として、日記に残そうと思います。
お付き合い頂けましたら幸いです。

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晴れDay 1
金曜日夜にホンハムから直通列車で2時間、広州へ。広州東駅近くで一泊。


晴れDay 2
朝、広州南駅に移動し、高鉄に乗車。
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車体にオレンジラインの入った和諧号。
この時の最高時速は約190キロ。


広州南から30分程度で新会に到着。
ホームからの眺めは、まるでジャングル
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新会駅は2011年完成。

江門市は日系企業の工場など結構あるので、出張で行かれる方も多いと思います。

その中で、新会区は中国の方にとっては歴史的な名所私は知らなくて、博識で中国歴史に詳しいAさんに旅行に誘って貰ってから、初めてちょっと調べた)、そして陳皮の名産地でもあります。


まずは新会博物館へ。

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陶磁器の展示が多かったです。

一角に調理器具や食材が置いてあり、生活感のある博物館でしたねー 


ランチは古井鎮
古井焼鵝と呼ばれるローストグースが有名なところ。



専門店が何軒か並んでいます。
お客の入りなど見てここにしました!ウインク


金平香焼鵝首創総店虹

古井焼鵝の特徴は、
馬岡産(江門)ガチョウをライチの枝で燻し、秘伝の調味料を使うのだとか。


わぁわぁラブ
この艶、照り、見るからに美味しそう!

香港の燒鵝店と比べて、処理は雑だし洗練されていません。

しかし、陳皮か何か柑橘系のお味が効いているようで、この地域のこの時期の気候と良く合ってました。
鵝鳥自体のワイルドなお味も残っていて、いい感じですお願い



南宋の宮廷料理がこの地に持ち込まれたものだけあります。それについては後述〜。
いや〜美味しかったお願い

野菜もオーダー。



新会は陳皮プーアール茶陳皮をくり抜いて中に茶葉を詰めたもの)も有名。



作業途中のもの。これは青柑かな。

少し買ってみましたが、ちょっとクセが強かったです。
暫く置くとまたお味が変わるかもです。


そのあと観光へ。

黄色い花宋元崖門海戦文化旅遊区
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入り口は巨大な船の形。

崖山の戦いで有名な古戦場跡。
元との戦いで南へ南へと追い詰められた南宋は1279年、ついにこの地で滅びました。
平家の最後と似ており、日本の壇ノ浦の戦いと重ねられるようです。

~~関連の日記~~
この旅行後に見学した香港に残る関連史跡
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中に入ると、、

二羽のガチョウがお出迎え、、じゃなく、通せんぼされました!びっくり
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ここの主らしく(?)、前に進もうとすると同じ方向に移動し威嚇、進行を阻止。
ガチョウ食べた事バレてる?ガーン


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更には隙を付いて前進したAさん、ガチョウに追いかけられ、脚をつつかれました!
ある意味、貴重な体験(幸い怪我は無し)。


入り口こんなの置いてあるし


顎外れるくらい口を開けてるのは、魔除か何か??


戦から740年経った今も、ここには何か渦巻いているのだろうか爆弾おばけ
えらいところに来てしまったガーン笑。

長くなりましたので、続きは次にします。

〜新会編 その2に続く

最後までご覧頂きありがとうございましたラブ