こんにちは

高速鉄道が香港に乗り入れた☆ことで、思い出しました。

昨年、広東省江門市新会区に行きました。
広州に前泊して行ったけど、今は香港から高鉄を使えばかなり時短できるはず。
“ビフォー高鉄”(香港段)の記録として、日記に残そうと思います。
お付き合い頂けましたら幸いです。
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金曜日夜にホンハムから直通列車で2時間、広州へ。広州東駅近くで一泊。

朝、広州南駅に移動し、高鉄に乗車。
新会駅は2011年完成。
江門市は日系企業の工場など結構あるので、出張で行かれる方も多いと思います。
その中で、新会区は中国の方にとっては歴史的な名所(私は知らなくて、博識で中国歴史に詳しいAさんに旅行に誘って貰ってから、初めてちょっと調べた)、そして陳皮の名産地でもあります。
まずは新会博物館へ。
陶磁器の展示が多かったです。
一角に調理器具や食材が置いてあり、生活感のある博物館でした

ランチは古井鎮へ。
古井焼鵝と呼ばれるローストグースが有名なところ。
専門店が何軒か並んでいます。
お客の入りなど見てここにしました!

金平香焼鵝首創総店

古井焼鵝の特徴は、
馬岡産(江門)ガチョウをライチの枝で燻し、秘伝の調味料を使うのだとか。
わぁわぁ

この艶、照り、見るからに美味しそう!
香港の燒鵝店と比べて、処理は雑だし洗練されていません。
しかし、陳皮か何か柑橘系のお味が効いているようで、この地域のこの時期の気候と良く合ってました。
鵝鳥自体のワイルドなお味も残っていて、いい感じです

南宋の宮廷料理がこの地に持ち込まれたものだけあります。それについては後述〜。
いや〜美味しかった

新会は陳皮プーアール茶(陳皮をくり抜いて中に茶葉を詰めたもの)も有名。
作業途中のもの。これは青柑かな。
少し買ってみましたが、ちょっとクセが強かったです。
暫く置くとまたお味が変わるかもです。

入り口は巨大な船の形。
崖山の戦いで有名な古戦場跡。
元との戦いで南へ南へと追い詰められた南宋は1279年、ついにこの地で滅びました。
平家の最後と似ており、日本の壇ノ浦の戦いと重ねられるようです。
~~関連の日記~~
この旅行後に見学した香港に残る関連史跡
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中に入ると、、
二羽のガチョウがお出迎え、、じゃなく、通せんぼされました!

ここの主らしく(?)、前に進もうとすると同じ方向に移動し威嚇、進行を阻止。
ガチョウ食べた事バレてる?

更には隙を付いて前進したAさん、ガチョウに追いかけられ、脚をつつかれました!
ある意味、貴重な体験(幸い怪我は無し)。
入り口こんなの置いてあるし
戦から740年経った今も、ここには何か渦巻いているのだろうか



えらいところに来てしまった
笑。

長くなりましたので、続きは次にします。
〜新会編 その2に続く
最後までご覧頂きありがとうございました
