ごきげんよう。栗毛馬です。
エルメスのスカーフ『カレウォッシュ』を自分で洗った話から派生し、『ツイリー』を洗った話を書きます。
気分よくカレウォッシュを干し終えた私は、ツイリーを洗うことを思いつきました。
昨夏、散々お世話になったツイリーたち。実は洗濯もクリーニングもしておらず、ずっと気になっていたのです。
ツイリーに『ウォッシュ』は存在しません。
当然洗濯不可だけど、上手に洗えば何とかなるんじゃないかしらん…。
細くて小さいから扱いやすそうだし、そうひどいことにはならないだろう。やってみよう。
まず、大活躍してくれた2本を洗うことにしました。
濃色(紺・黒・白)の「リフト・プロフィール」と、淡色(グレー)の「エルメスのドレスコード」。
濃色は、色が出そうだな…。
洗剤液を作り(マミーウォッシュタブではなく洗面器を使いました)、まずはリフト・プロフィールを浸けて押し洗い。
色は…出ません。
ほ!それならば。
色が移らないように分けて洗濯するつもりでしたが、即座に『2本いっぺん洗濯方式』に変更しました。
- 右手にリフト・プロフィール、左手にドレスコードを掴んで、押し揺らし洗い。
- すすぎの前の脱水は、手動で(小さく畳んで、押す)。
- すすぎ後の脱水は、洗濯機で。30秒より少なめに。
結果は…素晴らしい!ツイリーも、型崩れなしです。
シルクって、物によっては、水に浸けると縮緬状にしわが寄ったり、表面がけば立って白化したりすることがありますが、エルメスのシルクは平然として、揺るぎない。
いったい、どうしたらこんな製品が作れるのだろう?
エルメスの素晴らしさにまたまたひれ伏したのでした。
ハンガーに掛けて洗濯ばさみで留め、やはり外干し。
10分程度干して、あて布をした上で、両面にアイロンをかけました。
わあ、ツイリーもなんてさっぱりしたこと。
キリッとして、凛々しい顔つき。
ぴしっとして、ふっくら。
嬉しくて、さらに2本を洗濯しました。
↓伝われ、ふっくら感!
すごいなぁ…。エルメス。
もう、本当に…巡り会えたことに、感謝しかないです。
…拝んでいたら、ハンガーにぶら下がるツイリーが、紙垂に見えて来ました。