ごきげんよう。栗毛馬です。

 

エルメスのスカーフ『カレウォッシュ』を自分で洗った話の続きです。



カレウォッシュを手洗いし、首尾よく干し終え、約10分後。

 

どんな具合かな?

干しておいたカレウォッシュに触れると、短い間にずいぶん乾いていたから驚きました。びしょびしょした水気はなく、全体的にいい感じに湿り気を残している状態。

アイロンがけに最適と思われました。

 

 

  カレウォッシュのアイロンがけ

 

温度設定を「絹」に合わせ、アイロン台にカレウォッシュを裏返して置きます。

 

あて布…した方がいいよなぁ。嫌いだけど。

 

あて布をしながらのアイロンは苦手。

服の状態が確認できず心もとないし、あて布代わりの薄いハンカチは服にひっつき、セットするのもはがすのも大変。

 

薄いくせにアイロンの効果は確実に妨害してくれるから、うまくプレスができない…と、いいとこなし。

 

でも、カレウォッシュ様に直接アイロンをあてるのは抵抗があります。

 

そのとき、数日前に買ったアイロン台カバーに、メッシュのあて布がオマケで付いていたことを思い出しました。


 


「何これ。こんな余計なものを付けるくらいなら、その分安くしてくれればいいのに…」

ブツブツ言いながら捨てようとして、「でも一回くらい使ってみるか」と取っておいたもの。

 

結論から言うと、これが猛烈に素晴らしかった!

  • 服(洗濯物)が見える。
  • 服に引っ付かない。
  • 滑りがいい。
  • 仕上がりが美しい。

 

なんと、驚きのストレスフリーです。

手早くきれいに掛けられるから、時短になり、満足度も大幅にアップ。

 

ああ、メッシュ当て布様。厄介者扱いして、本当に申し訳なかったです。

私が悪うございました。捨てなくてよかった。心から。

オマケでいただくことがなかったら、この便利さを知ることは一生なかったでしょう。

なんでもそうだけど、道具って大切ね…。

技術のなさを補ってくれますもの。

 



 

型崩れしておらず、生地もしっかりしているので、アイロンはとても掛けやすいです。

裏からしっかり目に掛けて、表に返してサッと掛けましたが、裏面のみで十分だと思いました。


この3点だけ厳守しました。

  • アイロン温度(低温で)
  • 変なしわをつけない
  • 縁かがりをつぶさない

 

  カレウォッシュを洗濯してみて

 

アイロンを掛け終えた時点では、まだ湿り気が残っていたので、今度は部屋干しにしました。

 

改めて仕上がり具合をしげしげと見て…、

あらあ、きれいになったこと!

色あせを心配したけれど、むしろ逆。もやっていたのがすっきりして、鮮やかさを増している。

 

もしかして私のカレウォッシュ、恐ろしく汚かったのでしょうかね…?(そんなはずはなかったと思いたい。)

 

さっぱり、軽やか。ほんの少しだけ残る、いい香り。

 

驚いたのが、洗う前に比べて生地に張りが出たこと。

柔軟剤を使っていないからかもしれませんが、通常のカレ…ほどではないけれど、かなり生地に張りが戻っている。

 

その分、ウォッシュ特有のしっとり感は大幅に減少。しなやかさは多少残っているものの、洗濯前とはずいぶん質感が変わっているように感じられました。

 

使用していくうちにまた柔らかくなってくるような気はしていますが、意外な仕上がりにびっくりでした。

 

こうなると、他のカレウォッシュも洗いたくてたまらない。

 

結局、合計でウォッシュを3枚、ツイリー4本を洗濯。

買ったばかりの「エトリエの競演」も洗いましたよ!ああ、さっぱりした。

 

ツイリーなんて、ふっくらとして張りが出て、まるで新品同様です!


ツイリーの洗濯方法は、次回書きます。


カレウォッシュがもっと欲しい…!

洗濯できるって素晴らしい。