見て感じることは、見るまでは分からない(レポ3) | 西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

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= 前の記事からの続きです =

(1):終わっていますが、美術展レポ

(2):ミケランジェロのデッサンだけが.....

 

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レオナルドの代表作のひとつに「岩窟の聖母」という絵画があります。

 

 

 

これは、ルーヴル所蔵版。

 

 

 

この絵で、

 

向かって右側に描かれている女性(翼は隠れてますが天使)

 

・・の顔の部分の下絵といわれているのが、

 

 

こちらの素描です。

 

 

 

 

 

 

これは、写真撮影用スポットのために拡大したパネルですけれど・・・

 

 

 

 

実際は、約18cm - 16cm という小さいサイズ。

 

 

 

「世界でもっとも美しい素描」

 

と言われているのですが、

 

 

本当に、ほんとーに美しかったです。

 

 

 

 

線の一本一本が、力強いタッチなのだろう・・・、

 

と勝手に思い込んでいたけれど、

 

 

さらさら〜、ふわ〜っとした、軽い線でした。

 

 

 

なんていうか、

 

 

儚い・・・

 

 

 

羽毛タッチですね。

 

 

 

しばし、見とれました。

 

 

 

これ見ただけで、

 

ここに来た甲斐あったな、っていう・・・


 

 

 

 

 

図録の表紙にもチケットにも印刷されてます。

 

 

 

しかし、印刷しちゃうと、

 

別物になってしまうんだよー。

 

 

それは、仕方ないことなのであるが。。。

 

 

 

 

 

図録とチケット

 

 

 

 

 

 

美術展を見終わると、

 

関連グッズのショップにたどり着きます。

 

 

 

 

ポストカードは、選び出すときりがないので、

 

 

「そのとき、最も心に残ったもの」

 

「一番気に入った作品」

 

 

のカードが売られていたら、

 

その一枚だけを買うようにしています。

 

マイルールです。

 

 

 

 

今回は、迷うことなくこれを買いました。

 

図録にも印刷されてるけどね。

 

 

 

 


 

 

この素描が展示されているのは、知ってましたけど、

(広告にも使われていたので...)

 

 

 

実際に見て、感じることは、

 

実際に見るまで、分からないのである。

 

 

 

 


 

 

 

 

この素描は、私の連続講座用の、

 

ある回のレジュメの表紙に載せています。

 

ずーっと前から。

 

 

 

 

 

 

前から好きだったけど、

 

 

見たら、もっと好きになった。

 

 

 

 

こういうことがあるから、美術展は楽しい。。。

 

 

 

= 関連記事 =

(1):終わっていますが、美術展レポ

(2):ミケランジェロのデッサンだけが.....

 

 

 

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