グローバル社会におけるお箸のマナー | 銀座一丁目の英語発音教室「メントール」のブログ

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変化の時代と言われていますが、貴方、時代の変化に適応できてますか?


適応できてなくても、自分が変化に適応できていないという自覚や、やばい、どうにかしなくては、という危機感があるならまだ大丈夫です。


少なくとも、変化と変化の必要性に気付いてはいるという証拠ですから。


話が飛ぶようで、飛ぶわけじゃないんですが、


例えば、貴方がフランス人とフランス料理を食べているとしましょう。


そんなにフランス料理のカトラリー使いがバッチリです!って人もいないとは思いますが、まずまずどうにか使えているというレベルで食事をしているとき、「ナイフとフォークを使うのがお上手ですね!」って褒められたら、どんなふうに感じますか?









日本の生活が西洋化する前の時代なら、そんなふうに言われて喜ぶ人もいたでしょうが、今そんなこと言われたら、「何言ってんだろうこの人、ナイフとフォークくらいお箸より頻繁に使ってますけど、、、」くらいに思いませんか?


外国の人にお箸褒めるのも、同じですよ。


時代は変わり、今じゃラーメンもスシもどきの和食も当たり前。



韓国とかベトナムとかタイとか中国とか、お箸を使う国の料理なんて誰でも当たり前に食べてますから、お箸くらい使うのは私たちがナイフやフォークを使うのと同じくらい当たり前の話です。


場合にもよりますが、外国の人がお箸を使うのを見て「お箸が上手ですね!」って何も考えずに褒めてしまう癖がある人は、気をつけた方が良いです。


これも人によって感じ方とか、レベルが違いますから一概には言えませんが、日本に割と頻繁に(コロナ前まで)出張していたアメリカ人とか、自国で和食を愛好しているイタリア人は、「お箸使いを褒められると正直、困惑する」と言っていました。


何十年も前は、お箸を上手に操れる外国の人がうじゃうじゃいたわけではないけど、その時の価値観をいまだに引きずってしまっていて、習慣を変えられない人って割といますよね。


時代は変わりました。


もはや、外国の人のお箸使いを褒める時代は終わったと思っておいた方が良いでしょう。


あと、寿司や天ぷらは好きですか?ラーメンは好きですか?というつまらなくて、かつ死ぬほど何回も聞かれているであろう質問も我慢して、もっと良い質問をしましょう。


私は例えば「ラーメンは好きですか?」じゃなくて、もっと具体的に


「ラーメンは豚骨と醤油と味噌どんな味が好きですか?」とか、


「スープは飲み干しますか?私は塩分多くて喉乾いちゃうし、浮腫むからたくさんは飲まないようにしてるけど、美味しいやつは我慢できないのよね。あなたは?」


とか、そういう会話の振り方をします。


具体的な質問をされると、「あなたはラーメンとか日本食のことはよく知っているから、もっと踏み込んだ話ができる相手だと思ってますよ」という意思表示になります。


非素人(日本語が間違ってるかもしれません)?玄人?扱いされて、悪い気はしないと思うので。


外国の人の箸使いは褒めない方がいい時代ですが、逆に、日本人でお箸をちゃんと使える人がいたら、それはちゃんと褒めた方がいいでしょう。


お箸の持ち方だけでなく、扱い方全般にちゃんとしてる人って、そう多くないと思います。



特に、若い人でちゃんとした扱いをできている人がいたら、気づいて褒めましょう。



お箸の国日本の日本人がお箸をうまく使えていたら褒めて、外国の人がうまく使っていても褒めないなんて、なんだか変な感じがすると思いますが、今はそういう時代です。


お箸を世界中のひとが普通に使うようになるなんて、昔の人は想像もしていなかったに違いありません。


ただし、まだまだ誤解も蔓延っています。


パリでscream&shout



お正月で食べすぎて太って後悔している人、お箸で丁寧に一口分ずつ口に運んでよく噛んで食べると、食べる量もへるし、脳もちゃんと食べたと認識してくれるので、食べ過ぎも防げるのでおススメです。


↓私が愛用しているお箸。繊細な細さは、口に運んだ時の感覚がまるで違います。良いお箸は普通のご飯の味すらランクアップさせてくれますよ。↓






お箸でダイエット。


ショベルカーじゃないんだから、かきこんだらダメですよ。


箸先三寸しか汚れない食べ方を目指して(つまり、一口分しか取らないことになります)丁寧に食べましょう。

もしもあなたがお正月太りを後悔しているのならば。


なんのブログだかわからなくなってきましたが、突然降ってきた論文を書かなくてはならないので、ここで強制終了します。


さようなら。