■ 怒りの意味 | 自分軸makingパートナー☆高橋かのんブログ

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今日は、感情の中でも一番やっかいで


多くの人が手を焼いていると思われる


「怒り ぷんぷんについて 。


(エネルギー 炎 がありますからね♪)



実は、昨日、ちらっとそれらしきことを書きましたが(^-^)



怒りの定義は、


「当然得られるべきと思っていた期待が、

 得られなかったり、得られそうもないときの感情」

 (ヘルスカウンセリング理論)


です。


つまり、怒りがあるということは、自分の中に、


「こういうときは、当然こうすべきだよね!」とか

「○○なんだから、こうあるべきだよね」の役割論など、


信念や、みんなもおんなじと思い込んでいる自分の常識が

隠れているということ。



そして、そこには、


私が正しくて、あなたが間違っている!

私が○で、あなたは×!


って思いが隠れています。


その考えが元になって、結局のところ、


「なんで、あなたは、私の常識から外れるのよ~!!」

「私のルールに従いなさいよ!」「私の常識に沿って、動きなさいよ!」


と怒ってるわけでございまして、


それを知ると、なんと、まー、傲慢なのかしら、


と恥ずかしくなる次第でございます (/ω\)



そして、その常識や信念、自分が正しいと思っているルールは、

どこからきているかと言うと、


生まれて、まっさらなところに、

概ね6歳までのしつけや教育により

インストールされるのです(10歳までは影響大)。


特別に、教育したつもりはなくても、


親を見て学んだり、


小さい時に、

「なんで?」と聞く時期がありますが、

そのまわり(大人)からの答えによって、

学んでいくんですね。


(例えば、動物園で、うさぎうさぎなどの

 小動物ふれあいコーナーに行って、


 ”動物を抱かないでください”


 と書いてあったり、言われて、


 「どうして?」と聞いた時、


 「動物には、ばい菌がいっぱいいて、汚いからだよ。」 と答えられるのと、


 「知らない人が急に抱くと、動物さんがびっくりするからだよ」

 と答えられるのでは、

 

 「動物にはこう関わるべき」という方針が、

 その後、まったく変わってきそうだと思いませんか?)

 


そして、強烈な学びは、怒られた時。


 (特に、そんなことする子は、うちの子じゃありません!とか

  いい子にしないと、捨ててくるよ、とか言われたりするとね(;^_^A)
 


そうしちゃいけないんだ(そうすべきじゃないんだ)


自分に禁止します。



そして、そのルールを守って生きていくわけですが、


それを、他の人がやっていたら、


「なんで!(あなたばっかり、許されるのか!)」と怒りたくなるという仕組みです。


あなたも、私みたいにしなさいよ 怒 と・・・。



自分ががんばって、そうしてるのに!ということもあるでしょうし、

もう、習慣になって、自然とできていて、当然になっていることもあるでしょうね。
  

 

それから、怒りには、


他者に向けられるものの他に、自分に向けられるものがあります。


現実の自分が、当然あるべき自分と違ったりしたときに、

「怒り」になるんですね。


自分に向けられる怒りは、実は、向上心キラキラです。


ですから、

その怒りのエネルギーを、「本当のありたい自分」になるための

プロセスに向けれれば、とってもプラスのものなのですが、



使い方を間違えると、


自分を責めることに使っちゃう (>_<)


もったいないですね~!!


怒りを感じたら、自分にこう聞いてみましょう♪


「私に、どんな”べき”があったんだろう?」


「どんな期待が得られなかったんだろう?」


「本当は、どうあるべきだと思ったんだろう?」


(相手への怒りの場合)

「それって、相手に、今、求めていいのかな?」


(自分への怒りの場合)

「”べき”とかじゃなくて、本当は、どうありたいんだろう?」

 


あまりに当然と思い込んでいる信念は、普段、

意識もしないので、ご対面のチャンスです(*゚ー゚*)



そして、
もしかしたら、相手への怒りで、

先の質問にも、「YES、求めたい」と思うこともあるでしょう。


でも、きっと、怒りの仕組みを知ったなら、


「どうして、あなたは、○○しないの!してくれないの!」と


怒りをぶつけるのではなく、


「こうしてくれると、うれしい音譜」という

私のリクエストとして、伝えることができるはずです。


もちろん、生命に関わることや、人としてのモラルに

関わることは、リクエストどころではないかもしれません。

真剣に伝えることも必要でしょう。

(けれども、やっぱり、それも、怒るのとは、違うように思います)



それと・・・

身近な人(心が通じあっていると思っている人)にほど、

怒りって、感じやすいですよね。


それは、やっぱり、期待値が高いから。

そして、言わなくても、当然、わかってるはず、べきがあるから。


それに、「怒っても、大丈夫」という安心感もあったりするでしょうしね。


そういうのを総称して、


”ケンカする程、仲がいい”というのかもしれません(^_-)☆


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あ、今、


こんな風に怒るのって素敵だな、

こんな風に怒れたらいいな


って思ったこと、思い出しました。


少し前の菅野美穂さん主演のドラマ「曲げられない女」 テレビ


主人公が、友人を怒るシーン(その反対もあったような)。



何が素敵かって、怒りながら、その人のいいところをいっぱい言うんですラブラブ


で、何に怒っているかというと


「あなたは、こんなに素敵な人なのに、なんで、あなたはわからないのか!」って (^-^)


こういうのを、本当に、相手を思って怒るってことなのかなーって

思いました。


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