こんにちは！
めんてなの尾野です。
MLB、そしてNBAと相次ぐ試合の延期、その他多くの競技でも無観客試合の実施と、なかなか前向きなニュースが入ってきませんね。
世界の経済も大打撃を受けています。
色々と不安なことは続きますが、きちんと情報収集をし、落ち着いて対処していきましょう！！
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎のケア
さて今日は、アキレス腱周囲炎に対して、実際のクライアント様に行ったケアについて書いていきます。
アキレス腱の痛みは現場でもなかなか良くならず、長引いてしまう事も多いのではないでしょうか？
当店にも、アキレス腱炎でご来店される方は多くいらっしゃいます。
全員がすぐに良くなるわけではありませんが、これまでどこに行っても良くならず痛みを我慢しながら練習をされていた方、医者から安静と言われていた方の多くが改善し、スポーツに復帰されています！
そのうちの一例を紹介させていただきます。
クライアント様の状態
剣道をやっている小学生の男の子で、昨年10月から痛くなり、年末に症状が酷くなったとのこと。
少し休んでマシにはなったものの、１月に練習を再開したら再度痛みがぶり返し、これまで我慢して稽古を続けてきたということです。
病院ではドクターからアキレス腱周囲炎だと診断され、整骨院で治療を続けていました。
しかし一向に改善が見られないということで、インターネットで検索して当店を見つけてくださったようで、２月の中頃過ぎに当店にいらっしゃいました。
最初の評価では、剣道の構えの姿勢を取るのも痛いという様子。
歩くのも痛いようで、足をかばうように跛行をしていました。
また立っている時の足関節・足部の外反・回内が強く扁平足。
足の指も全然使えていない状態でした。
症状は慢性的になっていたので腫脹や熱感はほとんどありませんでした。
一方、身体全体の状態として、非常に緊張状態が強く力が上手く抜けない状態。
恐らく長期間痛みを我慢して稽古を続けてきた事が原因ではないかと推測しました。
皮膚を軽く擦るだけで痛みが出てしまうという神経が過敏な状態。
腱反射も亢進していました。
ケア内容
行ったことは至ってシンプル。
・ アキレス腱部分とその周囲の滑走を良くする
・ 腓腹筋、ヒラメ筋を緩める
・ 腓腹筋とヒラメ筋の滑走を良くする
・ 足関節、足部、足指のアプローチ
・ 皮膚をメインに全身的に軟部組織の緊張を解くようにアプローチ
・ 下肢後面のストレッチをメインに、下肢全体のストレッチ
アキレス腱部や筋腱移行部、足部、足底、足指辺りは特に効果的でした。
ただ根本的に力が抜けない状態は解消したかったので、全身的にしっかりと診ていきました。
結果として、痛みが完全に取れたわけではないですが、翌日から問題なく動けるようになったようで喜んでいただけました！！
ただ少しして別の痛みを発症。
第５中足骨付近の痛み。
ここに関しては、上記にあげた扁平足の問題、指が使えないことによる問題などが生じていると判断しました。
この辺りに関してはまた書きたいと思います。
どういう評価・判断・ケアをしたのか聞きたい方は、ぜひコメントをお待ちしております！！
お楽しみに🎶
尾野
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