ムーブメント・トレーニングの実践化!!① | トレーナー情報発信マガジンめんてなラボ

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こんにちはビックリマーク

 

 

めんてなの尾野ですメガネ

 

 

本日は、ムーブメント・トレーニングについて!!

 

 

まずムーブメント・トレーニングとは何でしょうか?

 

 

今日は、LIXIL DEERSでもお世話になっている朝倉氏監修、現在パナソニック・インパルスで活動されている勝原氏著の『ムーブメントスキルを高める』を参考に話をしたいと思います!!

 

 

 

 

こちらの本では、「ムーブメントスキル」をトレーニングするという表現をしています。

 

 

その定義は

 

ヒトの基本的運動である重心移動と末端加速の能力を高めることを目的として身体づくりを行い、それらを競技スキルへの理解、運用につなげていくこと。

また、よりパワフルに出力発揮を行い、それを継続的に出力する能力を高めること

 

とあります。

 

 

何だか難しいですね(笑)

 

 

簡単に言うと、スムースな重心移動と正しい方向への筋出力能力を高め、それを競技に活かしていくことです。

 

 

 

 

上手く地面反力を活用することが重要になりますが、今回は話が難しくなるため割愛させていただきます m(__)m

 

 

このスムースな重心移動と正しい方向への筋発揮が出来ることで、動きの質が大きく変わってきます!!

 

 

以前書いたBlogの

 

股関節の使い方 〜動きのセンスとは何か?〜

 

もその1つ。

 

 

ではこのムーブメントスキルを競技の中でどう実践的な動きに結びつけていくか。

 

 

ここが難しく、指導する上においても悩む部分だと思います。

 

 

指導する側としてはこのムーブメントスキルの重要性は理解していますし、パフォーマンスにつながるという確信を持って指導に当たると思います。

 

 

しかし、初めて指導を受ける側にとっては、その動きがどのようにプレーに活きていくのかが分からない。

 

 

ムーブメント・トレーニングの内容は単純な動作が多いのですぐに飽きてしまい、とりあえず形だけ真似するという状態に陥りがち。

 

 

これでは本末転倒ですね。

 

 

ではこのスキルをどう活かせるのか?

 

 

 

 

この鍵となるのは、やはりその競技を良く知るということ。

 

 

実際に競技経験があるとより理解しやすいですね!

 

 

実際に経験がなくとも、同じような運動グループの動きを見た経験があるかもしれませんし、感覚的に分かる部分はあると思います。

 

 

これが以前にも少し紹介した「運動共感」というものです。

 

 

しかしやはり1度は体験してみることをおすすめします!

 

 

経験に勝るものはありません!!

 

 

それぞれのドリルの内容を習得することはもちろん大事ですが、それが目的と化してはならないのです。

 

 

さて、では実際にどのようにプレーにつなげているか、次回一例を説明してみたいと思います!!

 

 

 

メガネ尾野メガネ

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