エントリーシートはどう書くか?
こうすれば写真が綺麗に撮れる!
社会人基礎力に合わせて自分をアピールする方法!
.....など、【就活HACK!】には困らない世の中です。
戦略は大事、
自分もより魅力的に見せたい、
就活は人生の一大事だ、
それはわかる。わかりますよ。
最近はノウハウが出回っていて、飛びつきたいものも、たくさんあるんですけど。
それにはちょっと冷めた目で、あまり翻弄されないほうがいいんじゃないかなと思います。
不安な気持ちが大きいと、そういうノウハウを検索したりする人が多い。
だからSEO対策(webサイトが検索で上位表示されるように)のために、その不安に答えるべく、記事がバンバンつくられているのです。
結果的に頭でっかちになって、自分を見失ってしまう人もたくさん見てきました。
実際に採用担当者としてイベントや選考に出ている立場から言わせていただくと、
そういう小手先のテクニックって本当に小さなことであるよ、と思うのです。
たとえばあなたが、デートするとしましょう。
相手が
「彼女が”ドキッ”とするデート仕草〇選」
とか
「初デートで彼女の心をわしづかみにする言葉(事例つき)」
とか読みあさっていたらちょっと辛くないでしょうか?
一生懸命なのはわかるけど、そのマニュアルを駆使されたい??
就活のテクニックを読みまくっているのも、そういう状態ではないかと思うのです。
たとえが強引だったかもしれませんが、採用の現場にいると、就活や単発のインターンに一生懸命の人より、はまっている趣味があったり、バイトや長期インターンで結果を出すことに挑戦している人の話を聞くほうが魅力を感じます。
上手く話せるテクニックをもっていなくても、聞きたいことはちゃんと質問しますから、大丈夫です。
実際に、
- 学生時代にアルバイトや部活を一生懸命やっていた人
- 好奇心旺盛でいろいろな趣味があってアクティブな人
- とにかく遊び好きで友達が多い人、モテる人
といった、就活以外のことに情熱を注いでいる人の方がスーッと相性の良い会社の選考に進んでいったりするものです。
あなたが、心から楽しいと思う時間や頑張りたいことがあるなら、就活をしながらでもそれを続けることをおすすめします。
人としての幅の広さとか、深さ、強さのある人や、そうなっていく発展途上の人に、人は惹かれるんじゃないかなやっぱり。
あなたが好きな人もそんな人ではないでしょうか?
いまあなたが不安や焦りが大きいなら、ちょっと客観的に、就活で出回っているテクニックを冷めた目で見てみるのもいいと思います。