さて、第2回目の“GM's Eye”は、
普段あまりやらない
ドレスシューズのご紹介である。
昨シーズンからコラボレートをスタートした
ドイツのシューズブランド
「GORDON & BROS」の新作!
細すぎず丸すぎない絶妙なフォルムに、
コバの張り出し加減もいい!
私は一目見て気に入った。
私はドレスシューズにはウルサイ。
それは“目が肥えている”から
ということを通り越して、
足の病気を抱えているからだ。
その名は“モートン病”である。
大好きなドレスシューズだけに、
できれば本格的なグッドイヤー
ウェルテッド製法の高級靴を履きたい。
その品格や重厚感、堅牢性、
ソール交換が可能であることなど、
ソールとアッパーを直接縫い合わせてない
グッドイヤー製法ならではの
メリットがあるからだ。
しかし、デメリットもある。
それは、時間をかけて馴染ませるまで
ソールの屈曲性がイマイチなのだ。
私のような足に悩みを抱える者には
時には痛みを伴う辛さがある。
『グッドイヤーウェルテッド製法の良さは
そのままに、より快適に履ける靴は
ないだろうか?』
あります❗
それが今回の新作ストレートチップなのだ。
そのワケはフレキシブル・ソールを
採用しているからである。
通常、グッドイヤーの靴には
中底に硬い水牛革と接着剤で固められた
コルクが用いられており、
これが屈曲性を妨げている。
しかし、フレキシブル・ソールでは
中底の後部にだけ水牛革を使用し、
前部には柔軟な合成繊維製の材料を
用いている。
また、コルクの替わりに
緩衝材に用いられるゴムのような素材を
使用しているのだ。
さらに、本底の革部分はオイル分量を
調整し柔らかく仕上げている。
私が試着してみたら、
ソールの反りが良くクッション性も優れていた。これなら履ける!
トスカーナ地方のタンナー製である。
なんとも味わい深い質感と色味だ。
インポートのグッドイヤー製法高級靴なら
最低5万円は下らない中で、
この靴は¥32,000というコスパの高さ!
昨日、今年初めてご来店された I様。
仕事で歩き回ることが多い為
快適で見栄えのする靴をお探しだったが、
この靴を見て一目惚れ!
色違いでお買上げ頂いた。
I様、ありがとうございます❗
私のサイズが無くなったので、
早速取り寄せよっかな…
メンズビギ マルイシティ横浜店7F
(JR横浜駅東口徒歩すぐ)
TEL 045‐442‐0137