- 朗読者/ベルンハルト シュリンク
- ¥1,890
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勝手に採点 ☆☆☆
15歳の少年が母親に近い年齢の女性と恋に落ち、
逢瀬を重ねるが、突然、彼女は姿を消す。
大学生になった主人公は意外な場所で彼女と再
会を果たす。そこで明らかにされる秘密とは。
久しぶりの再読。
雰囲気的には村上作品に近いものが感じられ、
親近感を抱く。
ただ話題がナチズムに絡められる分、暗くなり
がちでより現実世界での葛藤がメインテーマ。
その分ファンタジックな色合いは薄い。
ただ、ノンフィクションでないためか、後半の
名作をテープに録音して届け続ける行為や彼女
が手紙を書くシーンなどいまいち心に迫ってこない。
さらに残念なのはラスト。
せっかくの新しい人生をあきらめてしまったのは
なぜだろう。








