ディープインパクト3着!
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【パリ=若水浩】競馬の世界最高峰GI競走、凱旋(がいせん)門賞(芝2400メートル)は1日(日本時間2日)、フランス・パリ郊外のロンシャン競馬場で行われ、日本から参戦した武豊騎乗のディープインパクト=牡4歳、栗東・池江泰郎(やすお)厩舎(きゅうしゃ)=は3着に惜敗した。
優勝は地元フランス馬のレイルリンク(牡3歳)。
レースは8頭立てで行われ、ディープインパクトは3番手追走から直線で一度先頭に立ったものの、残り100メートル付近でレイルリンクとプライド(仏)の2頭にかわされた。
日本調教馬は、1999年にエルコンドルパサーが2着に入ったのが過去最高成績。
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武豊は馬上でがっくりと肩を落とした。「直線もハミを取らずに…。いつもなら直線で、もうひとつのギアがあるのに、それが出せなかった」。ショックの色は隠しきれなかった。「ディープインパクトでだめなら日本の競馬関係者ががっかりしてしまう」。事前に話していた言葉がまさか現実のものとなってしまうとは…。昨年まで、凱旋門賞84回の歴史は、そのまま欧州調教馬最強決定戦の歴史でもあった。門外不出の絶対的タイトル。
岐阜県庁裏金
岐阜県庁裏金、私的流用さらに数十人?
貸金庫に保管も
岐阜県庁の裏金問題で、県は30日、すでに処分した4421人以外に、継続調査をしている職員30~40人について、裏金を飲食などで私的流用していた疑いが強いとして、大半を懲戒処分にする方針を固めた。
この中には、現金や通帳で約1150万円の裏金を自分の貸金庫に保管しながら、県の調査に「知らない」とウソをついていた職員や、約750万円の裏金を持ったまま他の部署に異動していた庶務担当職員も含まれている。
県は特に悪質な数人を業務上横領容疑などで刑事告発するため、裏付け調査を進めている。
県の処分では、懲戒免職4人を含む1006人が懲戒処分を受けている。このうち、11人が私的流用など「個人責任」を問われたが、県は11人以外にも悪質な例はあるとして、県が設置した弁護士による検討委員会から「問題あり」と指摘された県職員ら30~40人について継続調査している。
向井夫妻の出生届、品川区に受理命令
向井さん夫妻の双子代理出産、出生届認める
東京高裁
タレントの向井亜紀さん(41)と夫で元プロレスラーの高田延彦さん(44)が、米国の女性に代理出産を依頼して生まれた双子(2)について、東京都品川区が出生届を不受理とした問題で、東京高裁(南敏文裁判長)は29日、出生届を受理するよう、品川区長に命じる決定をした。
法務省は「出産した女性を母とする法解釈に反する」として、代理出産で生まれた子供の出生届を受理しない姿勢をとっており、今回の判断は大きな議論を呼びそうだ。
向井さんの代理人などによると、向井さんは2000年秋、子宮がんにかかっていることがわかり、子宮を摘出する手術を受けた。02年8月、本人の卵子による受精卵を、第三者の女性の子宮に移植して出産してもらう代理出産を行うことを表明。その後、3度目の体外受精で30歳代の米国人の代理母が妊娠し、03年11月下旬、この代理母が男の双子を出産した。
大毅判定勝ちに騒然!観客乱闘!
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27日、東京・後楽園ホールで“浪速乃弁慶”亀田大毅のプロ第6戦が行われた。試合は、亀田がWBC世界スーパーフライ級21位のバレリオ・サンチェスを相手に、8ラウンド判定勝利を収め、デビュー後6連勝を飾った。
しかし、試合後には一部のファンによるヤジを巡り、前代未聞の乱闘騒ぎが起こった。WBA関係者らも観戦し、世界中のボクシング関係者らから注目を集めた試合だったが、後味の悪い結果となってしまった。
試合後、リング上で亀田の勝利者インタビューが行われているときだった。リングサイドに陣取った一部のファン同士が突然、激しい口論を始めた。関係者らがすぐに駆けつけ事態を沈静化させようとしたが、口論はさらに激しさを増し、ついには前代未聞の乱闘騒ぎに発展した。
伏線はあった。試合中から、リングサイドの一部ファンから史郎トレーナーらに対し、心無いヤジが飛んでいた。史郎トレーナーは試合に集中するためにとりあわなかったが、試合後、僅差となった判定を巡ってファン同士が言い争いになった。
偶然にも、乱闘騒ぎのあった側で観戦していた協栄ジムの金平桂一郎会長は、「『向こう(サンチェス)の勝ちじゃないか』というヤジで、客同士で(乱闘に)なったみたいだ」と事情を説明した。
日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は、「誠に遺憾なこと」とコメント。WBA関係者らが来場した中で起きた騒ぎに、「ヤジはよくあることだけど、今回のような騒ぎは極めて珍しいこと。(WBA)会長も日本のファンをリスペクトしてくれていたのに……。これで全体と思ってほしくない」と戸惑いを隠せない様子だ。
「プロモーターの協栄ジムサイド、リングサイドにいたJBC関係者らを含めて、落ち着いたら事情を聞きたい。その上で、公表できるものはしていきたい。今後はこういうことが続かないように気を付けていく」とJBCとしても慎重に対応していく方針を示した。
日本ハム1位通過、新庄セレモニーで涙
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<日本ハム4-1ソフトバンク>◇27日◇札幌ドーム
最強だ! ファイターズ。最高だ! SHINJO。日本ハムが今季最終戦でソフトバンクを下し、レギュラーシーズン1位を決めた。今季限りで引退を表明している新庄剛志外野手(34=SHINJO)はこの日、初心に帰り阪神入団時につけていた背番号「63」でプレー。3打数無安打に終わったが、満員4万3473人で埋まった札幌ドームで1位通過を決め、試合後のセレモニーでは涙を流した。空前の混戦となったパ・リーグ上位は1位日本ハム、2位西武、3位ソフトバンクで決着。プレーオフは10月7日からスタートする。
男は、何度も背中で物を言った。真っ暗になった札幌ドーム。1位通過を決めた余韻が残るホームグラウンドのど真ん中に、新庄がいた。引退セレモニー。帽子の上にのせていた17年間のプロ野球生活に連れ添ったグラブをそっと置き、ユニホームを脱いだ。黒いTシャツがあらわになると、背中の白文字でファンへメッセージを送った。生まれ故郷の博多弁だった。
「今日、この日、この瞬間を心のアルバムに刻んで、これからも俺らしくいくばいっ!」。
奇跡的でドラマチックな1日の始まりも、背中だった。背番号「63」のユニホームを着てグラウンドへ登場した。阪神入団時から3年間、背負った番号。約1カ月前に球団へ番号変更を申請し、この日に合わせパ・リーグにも承認された。「最後は63番でいくと決めていた」。その2時間54分後。チームメート1人ずつを両腕で何度も抱き締めた。セレモニー後は、大粒の涙をこぼした。
04年。メジャーから日本球界へ復帰し、プレー経験がないパ・リーグを選んだ。以来、若手へプレー以外での意識改革を訴え続けてきた。自らが「赤」のように、稲葉には「ゴールド」、森本には「緑」、川島には「オレンジ」をトレードカラーにするようにアドバイス。プレー以外でも個性を出すように助言を続けた。小さな努力を積み重ねチームカラーも変えた。



